プロジェクトマネジメント研修
研修の特徴・目的
プロジェクトマネジメントが注目される背景
プロジェクトは、チームが一丸となって1つの目標を達成する手段
以前は、プロジェクトというと、最新テクノロジーを活用した国家の研究開発、1000人以上の作業員が関わる建設事業など大規模なものがイメージされました。しかし近年では、規模の大小を問わず、1つの目標に対してチームを編成して行うあらゆる業務が、プロジェクトと呼ばれるようになっています。特に、IT事業のシステム開発はITプロジェクトと呼ばれ、体系化されたスキルやマネジメントの手法が、多くの業界・現場で参考にされています。
プロジェクトには、部署や組織を超えたチーム・成果が求められている
今までの仕事の流れは、上司から部下、指示者から作業者と、同じ部署内で業務が流れることがほとんどでした。しかし現在は、1つの目標・課題に対して組織横断的にメンバーを集め、プロジェクトを推進することが多くなってきています。そして、ITの発展も合わさって、部署や組織の垣根は低くなり、求められる成果の幅も大きくなっています。
社会の変化に合わせて、プロジェクトを推進・運用するためのマネジメントスキルも少しずつ変化しています。当社のプロジェクトマネジメントに関する教育プログラムは、大きく3つに大別されます。若手から管理職層まで、経験値だけによらない基本の進め方や時代に合わせたノウハウを身につけられるように導きます。
<プロジェクトマネジメント研修のおすすめサービス>
プロジェクトマネジメント研修3つのポイント
どのようなプロジェクトにも必要な、プロジェクトマネジメントの基本を習得する
どのようなプロジェクトの推進・運用においても必須の知識やノウハウがあります。例えば、プロジェクトを構成する作業の洗い出し、やるべきこと・やらないことの範囲を決定する、コスト管理や実行可能性の判断などプロジェクトの全体像を設計する、管理表・報告書を活用した管理や課題管理、ステークホルダー間のコンセンサスマネジメントなどです。これらを広く網羅した基本の研修の他、WBSやガントチャートによる計画作成、リスク・コスト・進捗管理に特化したものなど、課題に合わせたプログラムを揃えています。
IT企業のシステム開発に特化した、教育プログラム
主にIT事業に従事する方向けには、ITプロジェクトに特化した「プロジェクトマネジメントの極意(極意シリーズ)」やアジャイル型開発の研修をおすすめします。
極意シリーズでは、プロジェクト管理・要件定義・進捗管理・テスト・障害トラブル対応・障害トラブル未然防止などのプロセスの秘訣を習得いただけます。 初めてプロジェクトマネジメントに挑むことになった若手の方でも理解できるように基礎的な考え方や心構えについても言及しています。また、現場で起こり得るケースを想定したワークに取り組むことで応用力を鍛えます(PMBOKには準拠しておりませんが、相当の内容が含まれます)。
あらゆるプロジェクトで役立つ、プロジェクト推進のための4つのスキルを向上させる
①調整力
最初は志も士気も高く全員が熱意あふれていたチームも、プロジェクトが進むにつれ、意見の食い違いや思わぬトラブルの発生などで不協和音が生じることもあります。そのような状況下でプロジェクトマネージャーは、チーム内の利害を調整し、メンバーが前を向くことができるよう立ち回らなくてはなりません。チーム内部だけでなく、様々な部署や協力会社、場合によってはお客さまなどのステークホルダーとの折衝・交渉も起こり得ます。関係者に気持ちよく協力してもらう、または無理を聞いてもらう場面では、人を動かす人間力も問われるのです。
②人を動かすアサーティブコミュニケーション
調整・交渉をするうえで、欠かせないのがアサーティブコミュニケーションスキルです。自分が伝えたいこと、相手に受け入れてほしいことを明確にして、相手に自信を持って真正面からアプローチすることで、相手に行動の変化を求めるメッセージ性を高めます。
③問題解決、判断力
プロジェクトを進める中では、大小様々な問題が日々発生します。そういった問題が発生した際に迅速かつ正確な判断を下すのがプロジェクトマネージャーの役割です。問題を根本的に解決するための原因分析や適切な課題設定、そしてその課題を解決していく実行力が求められます。
④チームビルディング
メンバーの意識を統一する目標設定力や、プロジェクトの目的をメンバーに伝える力、安心してやりがいをもって働ける環境を作り出す心理的安全性の構築方法を体得し、チームを一枚岩にします。個々の個性やスキルを認めたうえで成果を最大化する業務采配と人員構成がなされ、かつチームメンバー全員が積極的に参加する健全なマインドが醸成されれば、そのプロジェクトは成功に大きく近づきます。
プロジェクトマネジメント研修における「今」の課題
「プロマネのできる人材が足りない―」こうした声をクライアント先で聞くことが増えてきています。その理由の一つに、あらゆる分野で「プロジェクト型」の仕事が増えてきていることが挙げられます。プロジェクトの数が増えれば、その分プロジェクトマネージャーも必要となるため、ひっ迫するのは当然といえるでしょう。
また、プロマネをやろうとする人がいないという問題もあります。プロマネの仕事は、マネジメントのいろはが学べる絶好の機会です。次代を担う若手リーダー層にその機会を与え、将来の幹部候補の育成につなげてほしいものです。
「今」を捉えたインソースの研修
インソースでは、時代の変化に寄り添い新たなニーズに応えるため、毎月新作研修を開発しております。外部環境の変化に対応すべく今必要なスキル、最近耳にする新しい分野など多数ご用意しておりますので、その中で本テーマにおける新作研修をご紹介します。
【プロマネ養成シリーズ】プロジェクト推進力養成研修
研修開発者の思い・こだわり
プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの責任者ではあるものの、組織における上司の立場とは異なり、「指示・命令による推進」ではなく「先導による推進」が基本となります。管理をしながら実務も行うことが求められる中で、少しでもうまい進め方を身につけてもらいたいと思い、この研修を企画しました。
プロジェクトマネジメント研修 おすすめプラン
コア・ソリューションプラン
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若手・中堅のためのはじめてのプロジェクトリーダープラン
はじめてプロジェクトリーダーを任された若手・中堅が、部門を横断したプロジェクトの計画や進捗管理などを推進するために、必要なスキルを短期間で一気に身につける
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役職者のプロジェクト推進に必要な5つのスキル強化プラン
役職者がプロジェクトを強力に推進するために、必要なスキルを「チームマネジメント・指導力・調整力・戦略立案・リスク管理」の5つに分解して徹底的に強化する
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PMのレベルに応じた体系的なビジネススキル強化プラン
PMのビジネス感覚・知識やプロジェクト管理・対人関係・マネジメントのスキルを継続的に向上させるレベルごとの育成体系を構築し、個々のスキルアップをはかる
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IT業界 中堅社員の関係構築・問題提起力を鍛えるプラン
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深く考え周囲を巻き込み企画を推進するリーダー育成プラン
プロジェクトマネジメント研修 研修プログラム
旬のプログラム
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システム障害未然防止研修~原因の多様性(半日間)
ケーススタディで考え方を身につけ、自組織の防止策につなげる
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【極意シリーズ】(実践編)プロジェクト立上げ管理研修(2日間)
ユーザーと経営者、双方の視点を意識した事前準備を徹底。プロジェクトを成功させる極意を学ぶ
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アジャイル開発のためのプロジェクトマネジメント基礎(2日間)
今どきの開発プロセスはアジャイルで決まり。アジャイルそのものの理解とプロジェクト運営の勘所を学びます!
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システム統合における障害未然防止ケーススタディ研修(半日間)
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【極意シリーズ】(実践編)ハイリスクプロジェクト管理研修~予兆管理(2日間)
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【極意シリーズ】(実践編)トラブルプロジェクト管理研修~再発防止(2日間)
基本プログラム
階層やニーズ別のプログラム
プロジェクトマネジメント研修 動画教材・eラーニング
プロジェクトマネジメント研修 おすすめサービス
プロジェクトマネジメント研修 Leaf(リーフ)シリーズ~HRテック
プロジェクトマネジメント研修 資料ダウンロード
プロジェクトマネジメント研修 読み物・コラム
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奈良時代にもプロジェクト管理があった!
本ページでは、過去のメルマガやコラムの中から、現在でも皆さまの組織の人材育成やビジネスのお役に立つコラムを厳選し、再編集を行いました。時代が変わっても普遍的に役立つ内容となっておりますので、ご覧いただければ幸いです。
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研修見聞録 プロジェクトマネジメント基礎研修体験談
「えっ、私がプロマネ!?」プロジェクト成否の75%は計画で決まる!準備やタスク洗い出しの重要性を認識し、WBSやガントチャートなど具体手法も学べるプロジェクトマネジメント研修|年間18,993回の研修を実施するインソースの、受講者体験談集
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「幹事の仕事」に学ぶプロジェクトマネジメントの4ステップ
~幹事力を鍛えてビジネスで成果をあげる幹事の仕事に沿って、プロジェクトマネジメントに欠かせない4つのステップ「定義」「計画・実施準備」「実施」「終結」の流れとポイントをご紹介します。プロジェクトの計画・実行に関するあらゆることを学べるのが、実は幹事という役割なのです。幹事力を鍛え、プロジェクト管理能力を身につけましょう。
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人事・労務キーワード集「アジリティ」とは?
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人事・労務キーワード集「OODAループ」とは?
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人事・労務キーワード集「コンフリクトマネジメント」とは?
研修のプロがお答えプロジェクトマネジメント研修 全力Q&A
お客さまから「{{trainingName}}」に多く寄せられるご質問を抜粋して掲載しております。
質問をクリックすることで、回答が表示されます。
研修のプロがお答えプロジェクトマネジメント研修 全力Q&A
お客さまから「プロジェクトマネジメント研修」に多く寄せられるご質問を掲載しております。
インソースのプロジェクトマネジメント研修のおすすめポイントはなんですか?
A. たくさんありますが、一番のポイントは1日でプロジェクトマネジメントのプロセス全体像とその際に何をすべきかを理解できることです。研修では、スケジュール作成・管理やコスト管理、関係者とのコミュニケーションなどをワーク中心のプログラムで学び、網羅的にプロジェクトマネジメントのプロセス、マネジメントに必要なスキルを身につけます。
オンラインの受講も可能ですか?
A.もちろん実施可能です。インソースのオンライン研修はウェビナーのような一方的な発信だけのセミナーではなく、講師がライブでホワイトボードの前で話しながら登壇し、またグループワークもオンライン上でグループ分けして演習を実施するなど、ほぼリアルの集合研修と変わらない、効果の高い研修を開催できます。
動画のコンテンツもありますか?
A.「プロジェクトマネジメント基礎研修~ミッションを達成するステップを学ぶ(冊子教材・テスト付き)」がございます。オンライン研修の実施も難しい場合は、動画視聴という選択肢で研修を受講いただくことも可能です。
お問合せ・ご質問
よくいただくご質問~特徴や内容など講師派遣型研修について詳しくご説明
どんな困難な状況であっても着実に成果を上げるプロジェクトマネージャーになる