AI時代の新教養~Pythonと機械学習で「データ活用できる自分」になる
「AI」や「ビッグデータ」といった言葉を耳にするたびに、「なんとなく重要そうだけど、自分には関係ないかも...」と感じていませんか?
しかし今や、AIやデータの活用は一部の専門家だけの話ではなく、あらゆるビジネスパーソンに求められる新しい教養となりつつあります。今後、こうした知識は「あるのが当たり前」となる可能性が高いのです。
習得すべきスキルは「Python」と「機械学習」
Python(パイソン)は、AIを構成するプログラミング言語として人気があり、ビジネスの現場でも広く使われています。なかでも、Pythonを使った「機械学習」は、企業が持つ大量のデータを活用するうえで欠かせない分野です。
実際、ECサイトのレコメンド機能、地図アプリのルート予測、医療や金融における意思決定支援など、私たちの身の回りにはPythonと機械学習を使った仕組みがあふれています。
また、Pythonは、未経験者にも学びやすい言語です。学び始めのハードルを越えれば、プログラミング初学者でも十分習得が可能です。むしろ、習得の容易さから「最低限知っておくべき常識」になりつつあるといっても過言ではありません。
日常業務にも活きる「データ活用力」
Pythonと機械学習は、特別な専門職だけでなく、日常の業務改善にも役立ちます。たとえば、企業内の顧客情報、売上データ、業務日報、Webのアクセスログなど、身近なデータに対して以下のような活用が可能です。
- 顧客の行動を予測し、満足度の向上につなげる
- 売れ筋商品や潜在的なリスクを可視化する
- 業務プロセスのムダを発見し、自動化・効率化を促進する
- データから新しいビジネスチャンスの兆しを見つけ出す
Pythonと機械学習で得られる3つの力
「Python」と「機械学習」を学ぶことは、単なるITスキルの習得にとどまりません。本質的なビジネススキルの向上にもつながります。
①論理的に課題を解決する「思考力」
プログラミングを学ぶことは、課題を細かく分解し、解決に導く思考を鍛えること。ビジネス現場でも活きる、論理的思考力が自然と身につきます。
②データに基づいて判断する「データ判断力」
経験や勘に頼るのではなく、データを根拠に意思決定ができるようになります。結果として、説得力ある提案や、無駄のない改善が可能になります。
③警戒から活用へ「AI活用力」
AIの仕組みを理解することで、「何となく怖い」から「どう使えば役立つか」へ意識が変わります。使いこなす側として、業務への応用も見えてくるようになります。
Python学院~AI開発入門研修/機械学習で予測モデルを作る(2日間)
「Pythonとは何か」という初歩的な内容から、Pythonで機械学習を行うまでの流れを2日間で学べるコースとなっております。
機械学習の中でもビジネス現場で利用がしやすい、教師あり学習から、「回帰」、「クラス分類」のモデルを作成します。演習問題を通して、機械学習をどのように活用するのかを理解することができます。
研修の特徴
- Pythonの基本文法から丁寧にレクチャー
プログラミングに初めて触れる方も、基礎から無理なく学べます。
- AI(機械学習)の仕組みを実際に「動かして」理解
自分でモデルを作る体験を通じて、抽象的だったAIのイメージが明確になります。
受講者コメント
- 機械学習の入り口として、ちょうど良い内容でした
- Pythonで何ができるか、しっかりイメージできました
- 将来的に機械学習を業務に取り入れるための第一歩になった
セットでおすすめの研修・サービス
ビジネスデータの分析研修~職場で活かせる統計の基礎とデータ活用法を学ぶ
社内には、売り上げに関するデータやアンケート調査のデータなど、多くのデータが眠っていることがあります。
ビジネスデータ分析のスキルを学ぶことで、そのようなデータを活用することができるようになり、業務効率の改善や売り上げの増加につながります。
本研修では、ビジネス場面に応用できるデータ分析の基本的な考え方やデータ整理の仕方を学んだうえで、エクセルを用いた相関係数の計算や回帰分析の手順を習得していただきます。例えば業務効率の改善や採用基準の見直しに向けて、社内に眠っているデータを活用できるようになります。
Python学院~データ分析編/統計の基礎とPandasライブラリの活用(1日間)
ビジネス現場でよく用いられる相関分析や回帰分析を使って、目の前にあるデータから傾向を読み解くという演習問題を実施します。 複数の演習問題を通して、データ分析をどのように活用するのかを理解することができます。