内定者研修を語る

内定者研修を語る


新人の早期戦力化を図る研修

多人数の採用が難しい昨今、新人の育成と企業への定着が重要課題となっています。
内定者教育により、いち早く社会人としての基本スキルを習得するための
土台を身につけていただきます。


【ニーズ】
早期戦力化のための土壌作り

①早期戦力化

最も大きなニーズは、人材の早期戦力化です。景気の悪化に伴い採用人数が減り、現在多くの企業では、慢性的に人手不足の状態となっています。それに加え、現在は部署がフラット化し、ある部署でその部署特有の仕事だけ行えばよいのではなく、さまざまな仕事をこなすことが求められるようになり、多忙をきわめています。そのため、「早く使える人材が欲しい」というニーズが年々高まっています。そのような人材を、規定の研修期間だけで育てきることは難しく、入社前の期間も有効に使おうと、本研修が誕生しました。


②内定者の不安解消

内定者は社会人になるにあたり、大きな不安を抱えています。そこで、研修を行うことで、それぞれの不安を少しでも解消してもらうことができます。また、内定者同士の横のつながりは、入社後非常に重要となります。そこで、研修を通じてお互いがコミュニケーションを取り合うことで、同期のつながりをより強化することができます。


③内定辞退防止

内定期間中に研修を行い、内定者と会社とのつながりを持ち続けることで、内定辞退を防止することにつながります。


【効果】
学生と社会人の違いを意識させる


【ゴール】社会人としての自覚をもつことが本研修のゴールです。学生との違いについて意識していただきます。


【身につくスキル】研修は、何を重点的に学ぶかによって主に3つのパターンがあり、それぞれにおいて身につくスキルは異なります。


①マナーを学ぶ研修

→社会人としての身だしなみや、名刺交換の方法等、マナーについてのスキルが身につきます。


②文章の書き方を学ぶ研修

→メールの書き方等、文章の書き方に関するスキルが身につきます。


③社会人としての心構えを学ぶ研修

→朝早く出社する等、社会人としての心構えを自覚します。


【特徴】
社会人と自分の認識の違いを埋める


学生と社会人との違いは何か、受講者ご自身で考えていただく点です。 先ほど、研修にはパターンがあることを述べましたが、どの研修にも共通して言えることは、「社会や会社とは何か」について徹底的に考え、学生と社会人は何が違うのかについて考えていただきます。


皆、なんとなくはその違いに気づいています。しかし、具体的に何が違うのかがわからなければ、実感がわかず、行動も変わりません。社会人の最大の特徴は、「相手がいること」だと考えます。学生は、基本的に自分主体で行動し、自分のやりたいことだけをやっています。責任範囲も自分に限られています。それに対し、社会人は自分にかかわる関係者が大勢います。


仕事は、相手がいなければ成り立たないものです。そのため、極端に言えば自分がどう思っているかは重要ではなく、責任範囲も学生に比して非常に広いです。そのことを学生自身に考え、気づいてもらい、行動を変えていただくことが、本研修の特徴です。


【重点ポイント】
入社まで目標を持って充実した準備期間にする


入社までの期間に、何か1つでも目標を作ることです。 先述した「学生と社会人との違い」を自覚することができても、すぐに行動を変えることはできません。そこで、研修内容をふまえ、内定期間中に取り組むこと、気をつけるべきことを1つでも設けていただき、学生の行動に変化を与えることを目指します。 内定から入社までのおよそ1年間、ただ何もせず漫然と過ごすのと、社会人になることを見据え、目的意識を持ちながら過ごすのでは大きく違ってくることでしょう。


【研修の流れ】
学生と社会人の認識の違いを正し、自己啓発を促す


①学生と社会人との違いについて考える

グループにわかれディスカッションを行い、各グループ3つほど意見を挙げていただきます。


②スキルの習得

具体的なスキルについて、講義やワークを通じて習得していただきます。 ポイントとしては、①で出された受講者の意見をふまえながら講義を進めていくことです。学生と社会人はこのように違うのだから、この状況ではこうするべきである、というスタイルで研修を進めます。そうすることで、受講者の気づきをより深めることができます。


③入社までの目標設定

これから入社までの間の目標を、各自で考えていただきます。


【演習】
入社後の実務をイメージするための演習


①マナーを学ぶ研修

このパターンの研修で特によく行われる演習は、電話応対に関するものです。電話の取次ぎは、基本中の基本として重要なスキルですし、新人にとっても職場の誰がどのような仕事をしているのかを知る手段として有効なものです。 具体的には、講師がお客さま役、受講者が電話を受ける役にわかれ、ロールプレイングを行います。数種類の状況が設定されています(例:Aさんは出張、Bさんは社内会議中等)。それぞれの状況に対し、適切に、臨機応変に対応する訓練を行います。 このワークでは、電話での話し方だけでなく、対応について考えられる点に意義があります。


②文章の書き方を学ぶ研修

このパターンの研修で特によく行われる演習は、文章を要約するものです。 学生のときは、文章を書く場合は長ければ長いほど、詳しければ詳しいほど良いと考える傾向があります。しかし、ビジネスの場においてはそうではありません。いかにコンパクトにわかりやすく書けるかが重要となります。その考え方を、演習を通じて学んでいただきます。


具体的には、1500字程度の文章を200字程度に要約していただきます。設定としては、ライバル会社が他社と業務提携したというプレスリリースを上司に報告する際に要約するという内容です。 ポイントは、ただ要約するのではなく、上司が何を知りたいのかを考え、それをうまくもとの文章から拾い出すことができるかという点です。具体的な数字を使えれば、さらに良いでしょう。


③社会人としての心構えを学ぶ研修

このパターンの研修で特によく行われる練習は、コピー取りのワークです。 この演習の狙いは、いわゆる「QCDSRの視点」を養っていただく点にあります。QCDSRの視点とは、一種のものごとの見方のことを言い、具体的には「Quality(品質)・Cost(費用)・Deliverly(納期)・Sales(セールス)・Risk(リスク)」の5つを意識することを指します。


演習では、「書類をコピーする」という指示を受けた際に意識すべきことについて、まず個人で考えていただきます。次に、QCDSRの視点をふまえると、どのような工夫がさらにできるかについて解説を行います。たとえば、「Risk」を意識する視点をもてば、「不足時に備え、予備のコピーをとる」「ご年配の方がいるかもしれないから、拡大コピーもしておく」などが考えられます。


このように考える力を養い、会社で働くということはどういうことか、社会人の心構えについて学んでいただきます。


【ひと言】
ビジネスゲームを行うカリキュラムもあります


これまで内定者研修の3つのパターンを紹介してきましたが、4つめとして、ドミノを使ったビジネスゲームを行うものもあります。この研修は、参加型のゲームを行い、楽しみながら、仕事とは何かについて気づきを得ていただくことができます。また、これまで説明してきた、いわゆる「研修」というスタイルではなく、ゲーム形式であるため、内定者同士の相互理解も深まり、雰囲気が良くなる効果が高いといえます。


内定者研修には4つのパターンがあることを説明しました。それぞれには適切な実施時期があります。 まず、4つめとしてご紹介したゲーム形式の研修は、10~12月、もしくはそれ以前に実施することをお勧めします。社会人としての心構えを学ぶ研修は、どの時期でも基本的に良いですが、10~1月くらいがふさわしいです。マナーおよび文章について学ぶ研修は、あまり早い時期に行うと忘れてしまいますし、負担も大きいため、入社直前の1~3月ころに行うのが良いと考えます。



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