研修を語る

中堅社員研修を語る

2022/12/30更新

中堅社員研修を語る

中堅社員・職員と呼ばれる方々に
求められるスキルと意識を身につけ、
弱点補強をしていただきます。

中堅社員・職員の定義は組織ごとに違っていますが、
その方々に求められるスキルと意識をしっかりと身につけていただきます。
また、経営理念の徹底により、モチベーション向上を目指していただく研修です。


【ニーズ】
中堅社員・職員の方々に、管理職候補としてのスキルを身につけていただくことはもちろん、モチベーションを高めて主体的に働いていただくことが組織の活性化につながります

誰が中堅社員・職員なのかということは、組織によってバラバラです。ある組織では20代半ばが中堅社員・職員と呼ばれていますし、また別の組織では40代が中堅社員・職員とみなされています。一般的に課長以上が管理職になるわけですが、その手前の方々、つまり管理職でも新人でもない方々が中堅社員・職員、ということには変わりありません。例えば中途採用の方も、組織にとっては新人でも、社会人経験としてみれば新人ではないわけですから、中堅社員・職員として扱われることもあります。そして、年代は組織ごとに様々であっても、中堅とされる方々に求められるスキルや意識は共通しています。それは経営理念の徹底であったり、管理職候補としてのスキルであったり、モチベーション向上も含まれます。

中堅社員・職員は、一通りの仕事は既にこなせるようになっています。だからこそ、迷いや不満が生まれてきますし、逆にやりたいことも出てきます。もちろん責任も増えるので、理想と現実の葛藤の中で、自分の人生のあり方について見つめ直す時期です。その状況も全員が同じというわけではなく、仕事に対する意欲にあふれる人もいれば、なかなかそうでない人もいるという、難しさもあります。中堅社員・職員は未来のリーダーであり、現在の組織のエンジンです。そんな中堅社員・職員に、組織は非常に期待しています。

例えば課長や部長といった管理職の方々は今、組織の生き残りをかけて組織を変えよう、自分たちも変わっていこうとしています。経営者から見れば、管理職もまだまだ若手だということもありますが、管理職には、ぜひとも変革を推進するリーダーになって欲しい。そして中堅社員・職員は、その組織の変革の実行部隊です。経営理念に対して、なぜ自組織は存在するのか、自組織は何を目指すのか、そこを机上の空論でなく現場の感覚で深掘りし、「こういうサービスが必要なのでは」ということを真剣に考えて真剣に提案できる人が中堅社員・職員なのです。だからこそ、中堅社員・職員には元気に、自由にやって欲しいし、新人とは違って責任感も持って欲しい。組織変革のために中堅社員・職員には頑張って欲しい...。そんなニーズにお応えすべく、中堅社員研修を開発しました。


【効果】
経営理念を受け継ぎ、仕事の管理や改善、部下指導といったマネジメントに必要な基礎スキルを身につけ、モチベーションを高めて主体的に働けるようになる、というのが研修のゴールです

現場の実行部隊として、知っておかねばならないことを一通り身につけていただきます。それはスキルであり、意識でもあります。まず経営理念の徹底を行います。組織のDNA、つまりアイデンティティとなるものをしっかり自分と一体化するということです。中堅社員・職員は、それができないと次のステップに進めません。組織のDNA、その組織のアイデンティティを自分が持たないままでは、組織のDNAをしっかりと受け継ぐ部下や後輩は育てられないからです。具体的には、仕事の管理や改善、後輩指導など、マネジメントに必要な基礎スキルを身につけていただきます。新人の頃はやらされていた仕事を、自らどうあるべきかを考え、仕事に主体的取り組むようになる、というのが主眼です。

役割認識、部下指導、業務改善などが一般的にご要望をいただく意識およびスキルです。 例えば「業務改善を中心に実施したい」とご要望いただきました場合は、中堅社員・職員は、言われたことを言われた通りに行なうことが役割ではなく、自分に求められているのは、「担当する業務の効率改善」であることを認識いただきます。自身の役割を認識し、それを実現するための方法論を習得いただく。つまりは受講者の方が、求められる役割を認識し、それに関する業務スキルを習得していただく研修です。

もうひとつの効果として、モチベーションの向上があります。中堅社員・職員は、仕事は一通りできるだけに、仕事に対する新鮮味が薄れ、モチベーションが低下しがちです。仕事ができて当然になってきますから、「ちょっとした失敗で怒られるばかりだな」と感じることも増えてきます。そして新人の頃とはまた違った理由で、転職を考え出す人も出てきます。そんな時期の人たちに、今いる組織で元気になっていただくのです。


とはいえ単に「頑張るぞー」と掛け声をかけるだけでは長続きしないので、まず組織の理念を徹底します。それを踏まえた上で、改善企画や新規企画をグループで一緒に考えていきます。このプロセスを通しての仲間との意識共有によって、組織への貢献意欲を取り戻します。また自分がやりたいと思うことをしっかりと持っていただくことによって、「自分の軸」を再確認していただきます。自分のやりたいことを確認し、自己実現に向け、再び挑戦を始める。このような中から、モチベーションは醸成されると考えています。


【特徴】
お客さまの実情を踏まえたカリキュラムを作ります。また経営陣とのコラボレーションや、それに後押しされた効果の高さが特徴です

お客さまの実情を踏まえて、カリキュラムを作ります。中堅社員・職員の方に身につけて欲しい一通りのスキルというのは、どの組織でも共通していますが、重点項目は組織ごとに異なるからです。例えばリスク管理にフォーカスして欲しい部署もあれば、改善や後輩指導に力を入れたい部署もあります。いずれにしても、どの組織でも一律に同じ内容を実施して効果が高いかというと、そうではありません。内容を詰め込みすぎるのではなく、理解と実践の助けとなるようなストーリーや流れに沿った研修を個別に作っていきます。

そして、お客さまの経営陣や人事のマネージャーとのコラボレーションをお願いしているというのが、ふたつめの特徴です。この研修が目指すゴールのひとつに、モチベーションの向上があります。様々な状況の中で大変な思いをしている中堅社員・職員の方に、元気になっていただきたいのです。そのために、組織の中で影響力のある方、平たく言えば「偉い人」に、いろんなことを熱く語っていただたきます。入社式以来なかなか聞いたことがないような、日常の業務の中では出ないような話を、再度しっかり聞ける機会としても研修を活用いただけます。



【重点ポイント】
重点的に取り組むのは、経営理念の徹底とスキルの強化、そしてモチベーションの向上です

重点的に取り組むのは、経営理念の徹底とスキル強化、それらにともなうモチベーション向上です。仕事が分かっているだけに、うまくやりたいと思っているのが中堅社員・職員の特徴です。そこで、今まさに困っていることを克服するための業務スキルの強化を重視しています。


【研修の流れ】
1日あるいは2日かけて、経営理念の徹底と、スキルの習得をワーク中心に行います

研修の流れには、いろいろなパターンがあります。1日で行うこともあれば、2日かけて行うこともあります。どちらが多いかというと、2日かけることの方がよくあります。また泊り込みでじっくり実施することもあります。1日で実施する場合に多いのは、経営理念を1時間ほど語っていただいて、それを踏まえて現状認識を半日かけて行うというもので、残りの半日でスキル面で具体的な弱点克服を行います。2日間研修の場合は、最初の半日は同じで、スキルの習得で1日半になります。その場合には、最初の半日でスキル全体を把握し、それから特に業務改善を行う、特に部下指導を行うなど、1日かけて重点的にどこかの項目に取り組みます。


【演習】
組織のDNAと一体化できるよう、経営理念を自分の言葉に置き換えて語るワークを行います

ワークでは、組織のDNAを自分自身と一体化していただく、ということを行います。具体的には、最初に経営陣の方が語ってくださる経営理念を、自分に関係のない大所高所の話として拝聴するだけでなく、自分の言葉に落とし込んでいただきます。こうした経営理念については、一番大きな話で、当たり前に聞こえるものです。


例えば「社会に貢献する」というのは、現代の組織にとってはどこでも当たり前のものです。それを、具体的に、自分にとってはどうなのか、ということをじっくり考えていただきます。例えば、「営業として自分は、当社の優秀な商品をたくさん売って、病気に苦しむ人を減らしたい」などです。こうして自分自身の言葉に置き換えることで、自分の仕事を見つめ直すことになります。そして、それをグループで発表していきます。それぞれが自分の言葉でつかんだものを共有することで、実は自分たちはそういうことをやっていたんだ、と再認識していただくのに役立ちます。

【ひと言】
組織ごとに、弱点克服ということで個別のスキルを磨いていきます

例えばちゃんとした文書が上がってこない、後輩に文書作成について指導できない、ということであれば、そこを重点的に行います。文書以外にも、プレゼンテーションスキルであったりタイムマネジメントスキルであったり、企画力やOJTなど、様々です。いわば単独で行っている研修のワークをダイジェスト版にして、中堅社員・職員の方に向けて行うようなものです。




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