Z世代の育て方研修~新しい価値観に向き合う人材育成のあり方

部下育成

Z世代の育て方研修~新しい価値観に向き合う人材育成のあり方

Z世代部下の育った時代背景から、価値観や考え方を理解し、効果的な指導方法を身につける

No. 2551000 9902101

対象者

  • 管理職層
  • Z世代の新人・若手と年齢が離れていて指導に悩んでいる方
  • Z世代の新人・若手と常識や価値観のギャップを感じ、関わり方に悩んでいる方

よくあるお悩み・ニーズ

  • 新入社員・若手社員の価値観がわからず接し方に悩んでいる
  • 自分の受けた指導方法が通用せずどうしていいかわからない
  • 年齢差のある部下・後輩と、どう関わったらよいかわからない

※「95年頃生まれの世代」との関わり方についての研修は「イマドキ世代の育て方研修」がおすすめです

研修内容・特徴outline・feature

上司の背中を見て育つ時代はとっくに終わり、今は一人ひとりの個性に向き合って育てる時代になりました。これまで関わりのなかった中堅層やミドル層にとって、Z世代の若手は未知の存在かもしれません。

本研修ではZ世代と言われる今の若手が育ってきた時代背景を振り返り、若手の価値観を知ることで、彼らとどのように関わっていくべきかを考え、個性に向き合う育成のポイントと指導者の在り方をつかみます。

※2024年12月10日以前の研修は、以下研修名で実施しております。
旧研修名:『Z世代の育て方研修』

到達目標goal

  • ①Z世代の生きてきた時代背景と価値観を理解する
  • ②Z世代の価値観に合わせた育成方法を習得する
  • ③Z世代の育成において求められる指導者のあり方を理解する

研修プログラムprogram

  内容 手法
  • 1.Z世代とは何か
    (1)世代区分としてのZ世代の位置づけ
    (2)Z世代を取り巻く環境の特徴
     ①待ったなしの地球環境問題 ②コミュニケーション手段としてのSNSの浸透
     ③様々な人たちとオンラインで接する機会 ④稼ぐ手段の選択肢の多様化
    (3)世界と日本のZ世代の違い
講義
ワーク
  • 2.Z世代が育った時代背景を知る
    ■Z世代から見た時代の移り変わり
    ①誕生~小学校入学前(2000年~2006年)
    ②小学校~中学校(2007~2013年)
    ③中学校~高校時代(2014年~2019年)
    ④大学・専門学校~社会人時代(2020年~)
    【ワーク】Z世代が過ごしてきた時代を振り返り、そこで受けた影響について討議する
講義
ワーク
  • 3.Z世代の特徴を知る
    (1)働き方における好み
     ①自由度のある働き方を求める ②ワークライフバランスを常識とする
     ③楽しく働けることを重視する
    (2)キャリアに対する志向
     ①常に念頭にある「別の働き方」というオプション ②強いスペシャリスト志向
     ③出世よりもやりがい ④副業やパラレルキャリアへの関心
    (3)会社や職場との関わり方
     ①「競い合う」よりも「助け合う」ことを好む ②オープンであることを好む
     ③成果主義であることを好む ④ウェットなコミュニケーションは好まない
    (4)社会との関わり方
     ①社会課題に対する高い意識 ②多面的な自分で社会と関わる
    (5)お金やモノに対する考え方
     ①保守的で実用主義 ②共感できるものには糸目をつけない ③「チル&ミー」
    (6)ゆとり世代との違い
     ①従順な「ゆとり世代」、意見する「Z世代」
     ②コスパ志向の「ゆとり世代」、タイパ志向の「Z世代」
講義
ワーク
  • 4.Z世代のタイプに合わせた育成方法
    (1)特徴的な4つのパターン
    (2)パターンA:承認欲求ドライブ型
    (3)パターンB:社会貢献ドライブ型
    (4)パターンC:安定志向型
    (5)パターンD:プライベート重視型
    (6)部下のモチベーション軸を把握する
    【ワーク】部下が関心のあるワードを選ぶことで、モチベーション軸を探る
講義
ワーク
  • 5.求められる指導者の在り方
    (1)「なぜやるのか」を説明してから指示を出す
    (2)OJTでもメンターの立ち位置で
    (3)ダブルバインドに気をつける
    (4)ほめるよりも貢献に感謝する
    (5)競わせるとパフォーマンスが下がる!?
    (6)Z世代の育成に不可欠な「心理的安全性」
    【ワーク】YOUメッセージを I メッセージに変える
ワーク
  • 6.ケーススタディ
    <ケース1>納得しないと動かない部下
    <ケース2>繁忙期でも自分の仕事だけ片付けて帰ってしまう部下
    <ケース3>自分の希望するキャリアから外れてモチベーションの下がっている部下
    <ケース4>リーダーへの昇格に興味を示さない部下
ワーク
  • 7.まとめ
ワーク

企画者コメントcomment

年齢の離れたZ世代の部下・後輩は、人によっては未知の存在かもしれません。人は未知の相手に対して無意識に警戒してしまうものです。本研修を通してZ世代の若手がどのような時代に育ち、どのような価値観や考え方を持っているのかを知ることで、今後の部下指導や職場での関係性をより良好なものにしていただけます。

スケジュール・お申込み
(オンライン/セミナールーム開催)schedule・application

オンライン開催

セミナールーム開催

注意事項

  • 同業の方のご参加はご遠慮いただいております
  • 会場やお申込み状況により、事前告知なく日程を削除させていただくことがあります
  • カリキュラムは一部変更となる可能性があります。大幅な変更の際は、申込ご担当者さまへご連絡いたします。

事前のご案内

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そんな時には「研修リクエスト」

研修リクエストサービス

「研修リクエスト」とは、お客さまのご希望の日程、内容、会場で、1名さまから インソースの公開講座を追加設定するサービスです。 サービスの詳細や、リクエスト方法はこちらをご確認ください。

※受講者数1名以上の場合から、リクエストを受け付けております

※ご連絡いただいてから研修実施まで、通常2か月程度かかります(2か月以内での急ぎの実施も、ご相談可能です)

受講者の評価evaluation

研修評価

内容:大変理解できた・理解できた

98.9%

講師:大変良かった・良かった

98.9%

※2023年10月~2024年9月

実施、実施対象
2025年4月     7名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • Z世代と呼ばれる背景から理解を深めることができ、とても参考になりました。Z世代の対応だけでなく、他の人にもIメッセージで伝えられるようにします。
  • Z世代に限らず、部下と丁寧な接し方に留意していく。また、常に安心・納得の仕事ができる環境つくりに注力していく。
  • 言い方・伝え方を変えることで、相手の受け取り方や感情に変化が出ると学びました。Iメッセージは意識して活用します。
  • 個人と向き合うことを意識します。今まで何となく感じていた価値観の違いや違和感の原因がはっきりとした事で対応方法がみえてきた部分があるので、個を尊重しそれぞれに合った方法を模索しようと思います。
  • 今年久しぶりに新人が配属されるので活かします。自分の常識・経験のみで指導はしないこと、部下への共感と理解を高めていきたいと思います。

実施、実施対象
2025年3月     28名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
96.4%
講師:大変良かった・良かった
92.9%
参加者の声
  • 「一緒に」というキーワードの重要性を、Z世代の指導者にあたる人たちに伝えていきたい。知識、情緒、荷担を意識して育成にあたっていく。
  • Z世代に寄り添えるように、相手の意見に尊重するように心がけていこうと思います。また、Z世代の考えている内容は素直に受け止めようと思います。
  • Z世代の特徴を理解することができました。特に4つのタイプに合わせた育成方法を参考に、人に合わせた指導へ繋げていきたいです。ほめること、目的や意味を伝える事を意識して新人指導に活かしたいと思います。
  • 個人の発言や行動から特性に合わせた寄り添い方をして、まずは個人をしっかり見てあげたいです。また、仕事内容を伝えるだけでなく、あわせて目的や理由を明確に共有できるように心がけたいと思います。
  • 他社・異業種の意見・アイデアを聞くことが出来、気づきに繋がった。対話を重視しながら、心理的安全性の高い職場環境をつくっていく。また、適切なフィードバックを行うことで信頼関係を築いていく。

実施、実施対象
2025年2月     20名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
95%
参加者の声
  • Z世代ではあるものの基本的な特別対応は不要だが、世代の違う部下のモチベーション軸を中心に良く理解することに活かします。また心理的安全性の確保に努めたいと思います。
  • Z世代に限らない育成・指導の方法を改めて確認をさせていただいたという感想です。最後のワークの「意識して行っていくこと」を実践していきたいです。
  • 受講する前はZ世代を問題児のように考えていたが、メンバーの中に「必ずしもそうではない」という意見の方もいて、自分も考えを改めなければいけないと感じました。Z世代が悪いのではなく時代がそうさせているので、理解して付き合うこうとが必要だと感じました。
  • Z世代に限らず、従業員とのコミュニケーション全般に関して見直すきっかけになりました。傾聴スキルを活かして相手の真意を聞き出すよう心掛けます。

実施、実施対象
2025年1月     10名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
90%
講師:大変良かった・良かった
80%
参加者の声
  • Z世代だけではなく、チームメンバーとのコミュニケーションをとる際は、固定概念を捨てて相手の考えを理解することからはじめます。Z世代個々人のタイプに応じた指導や業務の依頼を実践します。
  • 他業種かつ世代の違う意見を聞くことができ、人材育成の糧にできそうです。部下の育成に役立てていきます。
  • Z世代のさまざまな価値観を受け入れ、何事においても丁寧に説明し、良好な関係を築きたいです。Z世代に限らず相手を認めて貢献・成果を褒めて人材育成に努めます。
  • 個々の「やりたいこと」を知ったうえで、「できること」を増やしてあげて、会社の「やって欲しいこと」に近づける活動を行います。また、自身のパターンを考えて、今後のキャリア形成などに活かします。
  • 言わなくてもわかることはない、ということを心がけて業務に活かします。違いを受け止めること・否定しないこと・自分の固定概念を疑うことを意識します。

実施、実施対象
2023年8月     13名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • Z世代の育成方法について、私たち世代での転入者に対する育成でも活用できると思いました。言いまわしを変えてみたり、色々とやってみようと思います。
  • Z世代、ゆとり世代など様々な世代と個人別の性格も含めてベストな接し方を今回の研修を参考にして実践します。寄り添う姿勢が不足していると感じたため、今後はより寄り添って育成していきます。
  • Z世代の特長と接し方について、解り易く説明していただき参考になりました。世代独自のものを踏まえつつ、相手の個性を尊重します。
  • Z世代の方が育ってきた環境を理解し、相手の立場や考え方に合った指導を行っていきたいです。若手育成計画、フィードバック面談、目標設定等に活かします。

実施、実施対象
2023年7月     4名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • 「普通」や「当たりまえ」は通じないことを受けとめ、相手を認め理解しようとする意識より強くもとうと思いました。Iメッセージも取り入れます。
  • Z世代とのコミニケーションについて悩みを抱える部下に対してどうアドバイスしていいのかモヤモヤしたものがあったが、今回の研修を受けることでこのモヤモヤの部分を自分の中で上手く言語化して説明できるようになった気がします。
  • 相手の目線に立っていたつもりでいましたが、その背景に触れることでより理解が深まりました。目的をまず伝えて、相手に納得してもらったうえで仕事を進めていきます。

実施、実施対象
2023年6月     6名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • 一般的なZ世代の傾向をその時代背景と共に理解出来たことで、それを参考にし、ただバイアスは可能か限り排除し、その世代を中心とした他世代と方々個々とのコミュニケーションに活かしたい。
  • 今後の若手とのかかわり方・目上の人とのかかわり方両方に結び付く、非常に有意義な研修だった。Iメッセージを使用したり、細かいことに感謝するようにする。

実施、実施対象
2023年5月     7名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
85.7%
参加者の声
  • Z世代の特徴を知ることができました。また、Z世代だけではなく、新人や若手を教育する方法を学ぶことができ、今後の若手とのコミュニケーションにも役立てたいと思います。
  • Z世代の傾向や背景を認識し、効果的なアプローチを心掛け、不適切なアプローチをしないようにしたい。褒める、感謝、気づいて声掛け、信頼、理解、共感などを心掛ける。
  • モチベーションと能力の表で、新卒の特性を見合分けることができると思いました。若い後輩とのコミュニケーション全般に役立てます。

実施、実施対象
2023年3月     11名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • 個に寄り添って育成していきたいと思いました。Z世代の「できないところ」にフォーカスするのではなく、まず承認し、感謝することを心掛けます。
  • 受講前に認識していたZ世代とは、違った側面の気づきが得られました。上司部下の対応についても、今の若手に接するヒントもあり、アクションプランを実行していきたいと考えています。
  • 部下のモチベーションを知ること、伝え方特にIメッセージを意識します。しっかりとした説明と、感謝を伝えるということをしていきたいです。
  • 「Z世代の」特徴や育成方法等を学ばせていただいたが、Z世代以外の世代にも当てはまることが意外と多いなと感じた。よって、年上も含めて部下への指示や業務の依頼時は、目的・理由・意味・意義等を丁寧に伝えていこうと思った。
  • どの世代でも生まれ育った環境は違いますし、個性もあって考え方・価値観も違います。要は相手の個性を尊重して、互いにWinWinでやっていくことが大事であることを改めて認識しました。

読み物・コラムcolumn

「Z世代」を知る~次世代の多数派とどう関わり一緒に仕事をしていくか

2024年9月3日更新

本ページでは「Z世代」について、2022年度の新入社員の傾向やインターネットの発達による若者の変化、管理職世代が過ごしてきた時代とは全く異なる環境で成長してきた「Z世代」と、どう協働していくかについてお伝えします。

人事・労務キーワード:Z世代とは

2024年7月18日更新

「Z世代」を人事・労務の観点から解説します。Z世代とは、90年後半から2000年代に生まれた世代のことを指します。高速化するデジタル変革と成長を共にした時代であり、SNSを使いこなしている人も多数います。Z世代を動かすマーケティング・教育・コミュニケーションについて、バックグラウンドを理解し、デジタルで情報提供や働くことができる環境を整えることが求められています。

中間管理職の悩みあるある、どう解決する?

2020年9月8日更新

中間管理職と聞くと、「板挟み」という単語が思い浮かびますが、そこから発生する悩みは膨大です。いち社員から中間管理職になるとカバーする範囲も広くなり、戸惑いや悩みも増えていきます。そんな中で、どのように解決していくか考えてみたいと思います。

モチベーション向上・管理のポイント~部下のやる気アップの理論

2024年7月11日更新

本ページでは、部下・後輩のモチベーションアップ方法についてお伝えします。年間4,000名以上が受講する意欲・モチベーション向上研修の実績から導き出した、ビジネスの現場で役立つ具体的な手法を解説します。フィードバック、ほめ方、各種質問話法などを掲載しています。

新卒採用した人材が入社数年で離職してしまうのを防止するには

2024年7月18日更新

「最近、新卒採用した社員・職員が、入社数年で離職してしまうケースが増えている。組織にとどまってもらうにはどうすれば良いのか。」についてお答えしています。年間を通して人事を担当されている方からよく伺うお悩みに、インソースならこう考えます!とお答えするシリーズです。

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内容をよく理解・理解
98.9
講師がとても良い・良い
98.9

※2023年10月~2024年9月

年間実績公開講座の年間実績
受講者数※1
147,500
開催数※1
14,529
講座数※2
4,706
WEBinsource
ご利用社数※2
25,701

※1 2024年4月~2025年3月

※2 2025年3月末時点

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