先延ばしの正体は時間不足ではなかった~日経新聞5/23朝刊から考えるタイムマネジメントの死角:26年6月1日配信
いつもお世話になっております。
株式会社インソースの伊藤です。
「あなたは先週、意図して頭を完全にクリアにする時間はありましたか?」
皆さまは、すぐに「はい」と答えることができましたか?私は、完全にと言われるとどの時間帯だったか……と少し悩んでしまいました。
5/23(土)の日経新聞朝刊の連載で「生きるための休息倫理」という記事がありました。その記事を読んで印象に残ったのは、休息を単なる「余った時間」としてではなく、人が生き、考え、働き続けるための土台として捉えていた点です。
人事や人材開発の仕事をしていると、「限られた時間で、どう成果を出すか」という問いに日々向き合います。研修も、制度も、業務改善も、突き詰めれば「時間の使い方」に行き着く場面が少なくありません。一方で、現場の実感としては、時間を細かく管理すればするほど、かえって大事な仕事に手をつけられなくなることがあります。予定表は埋まっている。タスクも見えている。けれど、肝心の一歩が出ない。そんな経験は、多くの方にあるのではないでしょうか。
インソースの視点~予定表より先に、心の渋滞をほどく
その仕事に手が伸びないのは、時間ではなく負荷の問題かもしれない
やるべきことは見えている。重要だともわかっている。それでも手が伸びない仕事があります。たとえば、難しい企画書ほど後まわしになる。上司への相談が必要な案件ほど、なかなかメールを送れない。新しい業務ほど、資料を開くだけで疲れてしまう。これは単に時間がないからではなく、そのタスクに向き合うことで生じる不安や負荷を、無意識に避けている状態ともいえます。
インソースでは、年間4万回以上の研修実施を通じて、こうした場面を繰り返し目にしてきました。その経験から、先延ばしの根っこには、失敗への恐怖、先の見えない不安、現状維持バイアスという3つの心理的ブレーキがあると考えています。どれも意志の弱さではなく、脳が無意識に負荷を避けようとする自然な反応です。
時間管理から、「動き出せる状態」づくりへ
だからこそ、後まわしを減らすには、タスクを細かく分けるだけでは不十分な場合があります。失敗への不安を小さくする。何がわからないのかを言語化する。完璧にやろうとする前に、まず試せる形にする。時間の枠を増やすより、動き出せる状態をつくることが必要ではないか。そう考え、この度、後まわしにしないための研修を開発いたしました。
インソースのソリューション~自分でやる時間から、任せて活かす時間へ
AI時代において、より高度な仕事へ時間を使うには、個人のタイムマネジメントだけでは限界があります。部下やAIに任せる仕事を見極め、組織全体で時間の使い方を見直すことも必要不可欠です。インソースでは、タイムマネジメント研修に加え、仕事の任せ方研修、組織の業務改善コンサルティング、DX/AI推進サービスまでご支援可能です。
後まわしにしない研修~先延ばし癖を克服して一歩を踏み出す方法
心のブレーキを知り、一歩を踏み出す
どうすれば「動き出せる状態」はつくれるのか。インソースがたどり着いたのは、技術より先に「心理的ブレーキを外す」というアプローチです。その考え方をそのまま研修にしたのが、本研修です。
本研修では、失敗への恐怖、先の見えない不安、現状維持バイアスという3つの心理的ブレーキを理解し、それぞれの対処法をケーススタディとワークを通じて学びます。動かないことのリスクを知り、明日から一歩踏み出すための実践的なスキルを身につけます。
生成AIへの仕事の任せ方ワークショップ~120%のポテンシャルを発揮する
AIとの協働作業で新しい価値を生み出す
AI時代に高度な仕事へ時間を使うには、自分で抱える仕事を見直し、生成AIに任せられる業務を切り出す力が必要です。
本ワークショップでは、リサーチ・思考・資料作成・DX・自己研鑽の5つの視点から、生成AIの活用場面とプロンプトの作り方を実践的に学びます。
タイムマネジメント研修~心理学で仕事を前に進める
本研修では、気が乗らない仕事に着手できない要因を心理学の観点から整理し、計画・作業速度・気分の保ち方を学びます。
組織のタイムマネジメント研修~管理職の立場から組織の効率化を目指す
本研修では、管理職として業務改善・進捗管理・標準化・部下育成を学び、組織全体の効率化を目指します。
参考:日経新聞 2026年5月23日朝刊
セットでおすすめの研修・サービス
時間不足に対応するおすすめです。
関連のコラム
- タイムマネジメントが生産性の核心を握る時代へ!生成AI活用と共に高密度な行動を生み出す実践思考
生成AI活用が進む時代におけるタイムマネジメントを、業務の段取り、優先順位づけ、判断の質を守る観点から解説します。 - 管理職のタイムマネジメント~30マス計画でチームの業務を効率化する
管理職の立場から、チーム全体の業務改善や時間削減を進め、組織の生産性向上につなげる方法を解説します。 - 生成AIのリスクと特性を理解し、優秀なアシスタントとして仕事を任せるコツ
生成AIのリスク管理や運用ルールをふまえ、ゴールと制約を示しながら業務を任せるための考え方を解説します。 - AI時代に求められる管理職のフィードバック力~権限委譲できる部下を育てるポイントは「判断基準の提供」
AI活用時代の管理職に必要な権限委譲と、部下が自律的に動くための判断基準の示し方を解説します。 - 仕事の効率を飛躍させる秘訣~生産性・コミュニケーション・時間管理の統合アプローチ
生産性向上、コミュニケーション、タイムマネジメントを組み合わせ、仕事の進め方を見直す観点を整理します。
タイムマネジメント研修~仕事を効率的に進めるための時間管理を学ぶ
本研修では、自身の時間の使い方を振り返り、PDCAに沿った計画、優先順位づけ、効率的な仕事の進め方を学びます。
タイムマネジメント研修~「タイパ」向上で成果を最大化させる実践ノウハウ
本研修では、時間当たりの成果を高める考え方を整理し、個人・組織でタイムパフォーマンスを向上させる方法を学びます。
仕事の任せ方研修~自分でやった方が早いを克服し、部下の成長を促す
本研修では、任せる側の意識改革、任せる仕事の見極め、部下が主体的に取り組むための任せ方を学びます。
テキストフェア~「最新」「話題」テキストを一挙展示
テキストフェアでは、弊社が誇る研修テキストを一堂に展示し、実際に手に取って無料でご覧いただけます。
さまざまなテーマや業種に絞ったテキストフェアを定期開催しております。
【東京開催】『DX/AI活用』テキストフェア~最新のAI、デジタルツールのライブ実演を見て学ぶ~
本フェアでは、最新のAI・デジタルツールの実演をはじめ、研修テキストを一堂に展示し、実際に手に取って無料でご覧いただけます。
さらに今回は実務にすぐ活かせる4つのテーマでライブ実演を行います。実際の操作や活用イメージを目で見て、直感的にツールの特長を理解できる機会です。
出張テキストフェア~インソーステキストフェア・人事交流会
テキストフェアは、定番の研修から新作テーマまでインソースが誇る研修テキストを一堂に展示し、実際に手に取って無料でご覧いただけるイベントです。また、参加者様との意見交流ができる「人事交流会」や「無料セミナー」も同時に開催予定です。研修に関する情報収集の機会として、ぜひご参加くださいませ。
<5・6月限定キャンペーン>役職レベルアップ研修で悩みを解消し、新たな役割に迷いなく邁進する
新たに役職者になられた方のキャリアスタートを応援するキャンペーンです。
2026年5月1日(金)~6月30日(火)開催の対象研修をご受講いただくと、無料特典研修にご招待いたします。
経営戦略研修~次世代リーダーの参謀力を高める戦略の学び方
本研修は、組織の中核人材や次世代リーダーに求められる、「未来を創るための戦略的視点」をどのように身につけていくかを学ぶプログラムです。
AIエージェント基礎研修~自分専用の生成AIで業務を自動化する
Copilotのエージェント機能を使い、文章添削や社内マニュアル参照、アンケート分析など、特定業務を支援するAIエージェントの作成方法を学びます。
生成AIの基本的な使い方を既に習得している方を対象とした、レベルアップ研修です。
【無料セミナー】インソースの「AI朝礼」~社内MTGを無料開放!未公開の最先端知識の共有現場をのぞき見
インソースの社内「AI朝礼」を月1回無料公開し、停滞している業務に対して「AIをどう組み込めば仕事が楽になるか」を具体事例とともに紹介します。
【無料セミナー】インソース新作ピックアップ!~現場の「今」に即応する、新作コンテンツを一挙公開
本セミナーは、生成AIの普及や価値観の多様化など急速に変化するビジネス環境を踏まえ、最新の教育トレンドや注目の新作研修コンテンツを厳選して解説します。
【無料セミナー】本音でぶつかれるチームは、なぜ生まれないのか〜関係性の「構造」を変える組織開発ワークショップ無料体験会
チームがうまく機能しない原因は、「個人」ではなく「関係性の力学」にあるという考え方をベースにした体験会です。対話やワークを通じて、心理的安全性が機能しない背景や本音が出ない構造を紐解き、対立を協働に転換するアプローチを体感していただきます。

















