日経ビジネス6/15号から考える「全社AI活用」:26年6月22日配信
いつもお世話になっております。
株式会社インソースの伊藤です。
全社員にAIを使ってほしい――そう思いながらも、現場への浸透に壁を感じている方は多いのではないでしょうか。
日経ビジネス6/15号では、AIデータセンターへの巨額投資に関する特集が組まれていました。外部投資の熱量に対し、自社の人材がAIと協働できる状態になっているかを問い直すタイミングかもしれないと感じました。
インソースの視点~「民衆を味方にせよ」750名全員をAI推進者にした理由
「使っている」と「使いこなしている」の間には大きな差があります。私たちインソースも、その壁を実感しながら、自分たちで実験を重ねてきました。
提案書作成2時間→5分、3,000万円で実現した劇的省力化
まずインソースでは、社内公募で選んだ若手4名の生成AI専任チームを立ち上げました。約4カ月で自社の営業管理システムに生成AIを組み込み、提案書作成時間を「2時間→5分」に短縮しました。開発コストは3,000万円で、短期間・低コストでの劇的な省力化です。「2時間が5分になった」という体験が社内に広がり、AI活用への機運が一気に変わりました。
「1人1エージェント」が現場の非効率を可視化した
「民衆を味方にせよ」というマキャベリの言葉がありますが、現場がAIを信頼し、使いたいと思わなければ、DXは広がりません。インソースでは2026年3月以降、パート・アルバイトを含む全従業員750名を対象にAIエージェント基礎研修を実施しています。
研修の宿題として設定した「1人1エージェント提出」に対し、現時点で305件のエージェントが全社に共有されています。経営者には見えていなかった現場の非効率が、次々と可視化されています。「全員教育→小さな成功体験→DXが全社に広がる」このサイクルが回り始め、業務改善のスピードが劇的に上がっています。
「安心して使える環境・ルール」を整えなければ、定着はしない
全員活用の前提として、安全性と統制の整備も欠かせません。インソースでは社内AI活用基盤「vNext」を独自開発し、アクセス制御・監査ログ・個人情報マスキングなどを一元管理しています。「AIを全社に定着させる」には、ツールの導入だけではなく、人が安心して使える環境を整え、動き出すきっかけを設計することが重要です。
AIエージェント基礎研修~自分専用の生成AIで業務を自動化する
インソース従業員が受講している研修です。
本研修では、Copilotのエージェント機能を使い、文章添削や社内マニュアル参照、アンケート分析など、特定業務を支援するAIエージェントの作成方法を学びます。
生成AI機能搭載の営業支援ツール「AI-Plants」
自社の営業管理システムに生成AIを組み込み、提案書作成・顧客対応・営業分析などの業務プロセスを自動化します。インソース社内での実績をもとに開発された、現場の営業業務に特化したAI支援ツールです。
インソースのソリューション~経営層から現場まで、AIと協働できる組織をつくる
AI活用の定着には、経営層の方針決定から現場の実践、安全に使える基盤の整備まで、組織の各層を貫く設計が必要です。インソースでは、経営幹部・管理職向けのガバナンス研修やAI活用のHOWが身につく現場向けの研修、さらに社内AI活用基盤の構築支援まで幅広くご用意しています。「全員がAIを使いこなせる組織」をつくるために、研修設計から基盤構築・定着支援まで一貫したご支援が可能です。
教育・研修とクラウド型データ基盤を融合し、社内AI活用を推進する「AI活用基盤構築支援サービス」
ツールを入れるから組織に根づかせるへ
AI活用が定着しない組織の多くは、ツールの導入と人材育成が分断されています。
本サービスでは教育・研修とクラウド型データ基盤の構築を融合し、社内AI活用を組織全体に広げます。セキュリティ要件の整理から基盤設計・構築、社員への活用研修まで、「全員が安心して使える環境」を段階的に整えます。ツール導入で終わらせない、定着までを見据えてご支援いたします。
(半日研修)経営幹部・管理職向け生成AI活用研修~リスクを理解し運用方針を決める
判断力を高め、生成AIを経営武器に変える
生成AIの全社活用を進めるうえで、経営幹部・管理職が果たすべき役割は小さくありません。本研修では、生成AIが有効な業務・判断領域の整理から、ハルシネーションや情報漏洩といった法的リスク、運用を管理する視点までを半日で学びます。自身の業務での活用を体感しながら、自組織の運用方針を決めるための判断軸を身につけます。
AIが企業独自のケーススタディを生成し、現場での事故を未然に防ぐプラットフォーム「AI-OJT」
社内の事故報告書や業務マニュアルをもとに、AIが企業独自のケーススタディを自動生成します。事故・不祥事を未然に防ぐための教育体制を、短時間・低コストで構築するプラットフォームです。
600の異能が導く「創造的な意思決定」|経営の壁を突破するAI戦略参謀「Happiness Planet FIRA(フィーラ)」
600の異能を持つAIが、経営課題に対して多角的な視点から「創造的な意思決定」を導きます。ヒトだけでは届かない発想と分析を組み合わせ、経営の壁を突破するためのAI戦略参謀として機能します。
参考:日経ビジネス 2026年6月15日号
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