インソース マーケティング&デザイン室

変革は偶然か、構造か~日経ビジネス2/23号から考える「型で起こすイノベーション」:26年3月2日配信

いつもお世話になっております。
株式会社インソースの伊藤です。

「まずは様子を見ましょう」「若手にはまだ早いかもしれません」挑戦を掲げながら、現場では慎重さが優先される。大きな失敗はないけれど、突き抜けた成功もない。安全で整った環境のはずなのに、どこか停滞感がある――そんな空気を感じることはないでしょうか。

日経ビジネス2/23号では、フジクラが光ファイバー分野でGAFAM需要を捉え、急成長した背景が紹介されていました。常識を覆す発想転換と戦略の振り切り、そして組織の再設計が重なり、変革が加速した様子が描かれています。

弊社代表の舟橋に、特集を読んで共感した点について尋ねたところ、返ってきたのは以下の3つのポイントでした。

  1. 現場で突き詰めることこそイノベーションの源泉
    少し考えただけではよいひらめきは生まれないものです。現場が突き詰めて考えるとともに、行き詰まったら横や斜めから見る。思考の型を知っていることが、その突破口になります。
  2. 「作る人」が自ら「売る人」になる
    フジクラの岡田氏が実践されたように、作る人が自ら汗をかいて売りに行き、顧客の反応や情報を直接得ることで、発明がさらにシャープになります。
  3. 「熱中できる場」の提供が人事・組織の役割
    優しすぎる環境では、人も技術も育ちません。「熱中できる仕事」に抜擢することで挑戦が生まれ、その挑戦の積み重ねが人を育て、組織を変えていきます。面白ければ人はやります。ワクワクするような、挑みたくなるような仕組み作りこそが、人事や経営の役割です。

イノベーションには、考える力だけでも、任せる仕組みだけでも足りません。「思考の型×実行の設計」の掛け算こそが、現場を動かす鍵だと感じました。

そこで今回は、「型で起こすイノベーション」に関するサービスをご紹介いたします。

参考:日経ビジネス 2026年2月23日号

行き詰まりを突破する「思考の型」

現場で考え抜き、矛盾を整理し、視点を転換する。そのプロセスを体系化したのが、TRIZ(トリーズ)です。行き詰まりを構造的に捉え直す力が、イノベーションの土台を支えます。

TRIZに学ぶ発想力研修~「あちらを立てればこちらが立たず」を克服する

TRIZに学ぶ発想力研修では、発明的問題解決理論TRIZ(トリーズ)を用いて、問題点を整理する手法をおさえ、解決策のアイデア出しを演習形式で行います。TRIZは、「こうすれば良くなるけど、それを変えると他の部分で困る...」というような状況にブレイクスルーをもたらす手がかりとなります。

>公開講座の詳細はこちら

>講師派遣型研修の詳細はこちら

>動画教材の詳細はこちら

8割の人員で現在の業務を回し、捻出した2割の力で変革を実行する

変革は、一人の英雄が起こすものではありません。日々の業務を回しながら、限られたリソースをどう捻出し、チームとして前に進めるか。その設計こそが、変革リーダーの役割ではないでしょうか。

変革リーダー研修~人数を増やさず今のメンバーで変革を実現する

変革リーダー研修では、5年~10年後の将来を見据え、組織に有用な新しいことを実現する変革の4ステップを学ぶ研修です。掲げた目標を「実行」するための人材の捻出・その人材へのアプローチ法のほか、進捗に勢いをつけるマネジメントまでを解説します。

>公開講座の詳細はこちら

>講師派遣型研修の詳細はこちら

>動画教材の詳細はこちら

セットでおすすめの研修・サービス

関連コラム

企画力・発想力研修ラインナップ/選び方ページ

企画力とは、「現状の課題を解決するための策を練り、それを実現させる力」のことです。現状の課題解決や新規事業といった新たな取組みに向けて発想し、アイデアがビジネスとして成立するかなどの実現可能性を「分析」したうえで企画書を作り、それをもとに関係者の合意をとっていきます。

インソース公開講座の企画力研修は「アイデア~企画~計画」の一連の流れを視野に入れて、その全体像を理解するだけでなく、発想・企画・実行などそれぞれのプロセスごとの強化を行います。

>企画力・発想力研修 ラインナップはこちら

ラテラルシンキング研修~新たな発想を生み出す力を養う

ラテラルシンキングの考え方を学ぶとともに、実際にラテラルシンキングを用いて、新しい発想やアイデアを生み出すワーク・演習に取り組んでいただきます。ロジカルシンキングやクリティカルシンキングとは異なる、柔軟なものの考え方を鍛える研修です。

ラテラルシンキングに関する方法論の講義を受けた後、実際にフレームワークを使いながら習得していきます。5つの発想法、オズボーンのチェックリスト、連想的な発想法など、さまざまな発想法を身につけます。

>公開講座の詳細はこちら

>講師派遣型研修の詳細はこちら

>動画教材の詳細はこちら

リーダーシップ研修~チャレンジングな姿勢と強かな変革力

リーダーに求められる「人を動かす」という機能は、「マネジメント」と「リーダーシップ」の2つの能力を掛け合わせたものとなります。「マネジメント」が仕組みや制度を通じて人を動かすものであるのに対し、「リーダーシップ」は熱い想いや行動する姿勢をもって人を動かすものとなります。

本研修では、組織を束ねる立場にあるリーダー層を対象に、リーダーが持つべき要件について、理解を深めていただくとともに、それを習得するためのヒントを探っていきます。

>公開講座の詳細はこちら

>講師派遣型研修の詳細はこちら

>動画教材の詳細はこちら

【公開講座セットプラン】上級管理職向け経営視点&組織変革を推進するプラン~激動の時代を乗り越える強い組織を作る

新任部長や上級管理職の方を対象に、経営視点を強化し、組織全体の業績向上と変革を推進するためのプランです。

部長の役割認識、経営数字の見方を学び、業績拡大に繋がる組織づくりとリスク管理を習得します。さらに、変化の激しい時代に求められる変革リーダーとしての構想力と、人数を増やさずに成果を出すための業務改善・変革実現手法を身につけます。

>公開講座セットプランはこちら

実践!デザイン思考講座~事例で考えるビジネスデザイン

本動画では、デザイン思考の5つのプロセス(共感・定義・発想・試作・試行)を体系的に学び、イノベーション実現のための実践的スキルを習得していただきます。

デザイン思考は、ユーザー自身も認識していない潜在的な課題を発見し、革新的なソリューションを創出する手法です。新規事業開発やサービス企画に携わる方、イノベーション創出を目指す方におすすめです。

>動画教材の詳細はこちら

>公開講座の詳細はこちら

>講師派遣型研修の詳細はこちら

アンラーニング講座~思考の硬直化を防ぎ再成長を図る

本動画では、変化の激しい現代において、過去の成功体験や慣れ親しんだやり方を手放し、新たな成長を実現するための「アンラーニング(学習棄却)」の考え方と実践方法を学んでいただきます。

グローバル化やテクノロジーの進歩により、従来の積み上げ型の学習では成果を上げにくくなった今、特に中堅社員が直面する成長の停滞感とその背景を明らかにし、アンラーニングの必要性を解説します。

>動画教材の詳細はこちら

>公開講座の詳細はこちら

>講師派遣型研修の詳細はこちら

アジャイル思考力養成講座~反復的アプローチで加速するDX推進

本動画では、VUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)の時代において効果的な「反復的アプローチ」について学びます。従来のような一度に全てを計画して進める線形的な手法ではなく、小さく始めて素早くフィードバックを得ながら改善を繰り返す方法論を解説します。

変化の激しい環境で成果を上げるためのアジャイル思考を身につけ、DX推進を加速させたい方におすすめの内容です。

>動画教材の詳細はこちら

Leaf企業内大学~人の可能性を最大限に伸ばすシステム

人的資本経営は、人の可能性を最大限に引き出し、企業としての競争力向上、価値向上につなげていく経営のことを指します。人的資本経営で重要なことは、現有人材の特性・スキルの「見える化」、そして、自社で必要な人材に近づけるための「育成」です。この両者を実現するのが「Leaf企業内大学」です。

Leaf企業内大学は、インソースの強みであるコンテンツ開発力、プラットフォーム(Leaf)、コンサルタントとしてのノウハウを結集して、開発しました。社員一人一人の成長の余地を把握し、自分から研修を受けたくなるしくみを実現します。

>Leaf企業内大学の詳細はこちら

階層別テスト~ビジネスで必要な「知識」と「活用力」を測定するテスト

「階層別テスト」とは、年間100万人に、社会人向け教育研修を提供している弊社がノウハウを体系化したアセスメントです。2018年6月よりサービスの提供を開始して以来6万人以上の方々に受検いただいています。

意識調査ではなく、各階層に求められるスキルや能力をテストで問うことにより個々人のスキルレベルを数値で把握します。

>階層別テストの詳細はこちら

経営の壁を突破する自己成長型AIサービス「AI戦略参謀 FIRA」

時代の変化によって加速する「正解のない選択」それでも、決断を下さねばならない。この経営者の苦悩に対し、AIが真に寄り添い、創造的な判断を導けるとしたら。そんな未来を実現したのが、AI戦略参謀「Happiness Planet FIRA」です。

FIRAが目指すのは、経営者の頭の中にもう一つのAIブレーンを持つこと。その中では、600種類を超える「異能」たちが、あなたの問いに対して絶えずさまざまな視点から議論を交わしています。そこには、CEOやCFOといった経営者の分身から、哲学者・歴史思想家・スポーツメダリスト・実業家など、専門的かつ多彩な思考モデルが人格として実装されています。

既存の生成AIが、答えがある問題に対して、事前学習したデータに基づいて回答を導き出すことに対して、FIRAは答えがない問題に対して、指示がなくても自律的に、自分たちで考え議論しながら新しい答えを探しに行く「創造AI」なのです。

>AI戦略参謀 FIRAの詳細はこちら

■関連読み物一覧

インソースの視点(メルマガバックナンバー)シリーズ

  1. AIファースト経営~「ヒト×AI」で伸びる組織とは?注目テーマから見る、人と組織のこれから:26年1月14日配信
  2. 地味でも強い組織とは?~日経ビジネス1/12号から考える現場の改善力:26年1月21日配信
  3. 中国AIの本当の強み~日経ビジネス1/19号から考える「使われるDX」:26年1月26日配信
  4. 一度の成功で終わらせない~日経ビジネス1/26号から考える「継続的に価値を生み出す発想力:26年2月2日配信
  5. 成長ストーリーの描き方~日経ビジネス2/2号から考える「人材育成と経営戦略」:26年2月9日配信)
  6. 営業はAIでどう変わる?~インソースも実践中|日経ビジネス2/16号から考える「営業×AI」:26年2月24日配信
  7. 変革は偶然か、構造か~日経ビジネス2/23号から考える「型で起こすイノベーション」:26年3月2日配信
  8. 「うちは大丈夫なはず」が一番危うい~日経ビジネス3/2号から考える「情報セキュリティと危機対応力」:26年3月9日配信
  9. AIは効率化ではなく思考の革命~日経新聞3/8朝刊記事から考えるAI時代の働き方:26年3月16日配信
  10. 高専生採用の決め手~「ここで、この仕事ができる」が応募を動かす|日経ビジネス3/16号より:26年3月23日配信
  11. AI時代に問われる主体性~自分の名前で仕事をするとは:26年3月30日配信

■関連シリーズ一覧

■新作記事