AI時代に問われる主体性~自分の名前で仕事をするとは:26年3月30日配信
いつもお世話になっております。
株式会社インソースの伊藤です。
最近は、AIを業務にどう取り入れるかという話題を目にしない日のほうが少ないかもしれません。生成AIにできることが増えるほど、現場では別の難しさも見えてきます。業務は効率化しているのに、誰が考え、誰が判断し、誰が責任を持つのかが曖昧になる。そんな場面に心当たりのある方も多いのではないでしょうか。だからこそ今、「主体性」もアップデートが必要ではないかと感じています。
自分の名前で仕事をする
仕事が細かく分かれ、誰かを支える役割で一日が終わる。そんな働き方は、周囲から「助かった」「ありがとう」と声をかけられる場面も多く、役に立てた実感を得やすいものです。一方で、AIの活用が進むほど、そうした補助的な仕事のあり方は大きく変わっていきます。
実際、インソースでもAIで提案書を作成できるようになり、提案書作成業務の中で人が担う役割も変わりました。仕事の分業やテクノロジー活用が進むほど、効率化は進む一方で、現場では「誰が考えたのか」「誰が決めたのか」が見えにくくなる場面も増えています。だからこそ今、誰かを支えるだけではなく、自分の名前で仕事を引き受ける働き方が、これまで以上に求められているのではないでしょうか。
- 「お手伝い」が増えるほど、仕事の輪郭はぼやける
新人のうちは周囲を手伝いながら仕事を覚える時期があって当然です。ただ、その状態が長く続くと、自分が何を担い、何に責任を持つのかが見えにくくなります。周囲から感謝される場面はあっても、顧客にどんな価値を提供したのかが曖昧なままでは、仕事の手応えは育ちにくくなります。「手伝える人」ではあっても、「任せられる人」になりきれないまま、時間だけがすぎてしまうこともあります。 - 自分の名前で立ってこそ、仕事は自分のものになる
自分の名前で仕事をするとは、目立つことではなく、相手が「この件はこの人」とわかる状態で向き合うことです。問合せや相談に窓口として立つからこそ、判断が磨かれ、信頼も積み上がっていきます。自分が前に立ち、判断し、責任を負う。そうした真の意味での主体性があってこそ、仕事は少しずつ自分のものになっていきます。 - 見える化すべきは、業務フローに加えて「誰の仕事か」
とはいえ、主体性は気合いだけでは生まれません。自分が何を担い、どこまで責任を持つのかが見えてはじめて、人は主体的に動きやすくなります。リーダーに求められるのは、「お手伝い仕事」を増やさず、主役を曖昧にしない仕組みづくりではないでしょうか。
AIエージェント基礎研修~自分専用の生成AIで業務を自動化する
Microsoft Copilot(コパイロット)のAgent(エージェント)機能を活用し、社内業務に特化したAIエージェントの設計から構築までを学びます。
生成AIの基本的な使い方を既に習得している方を対象とした、レベルアップ研修です。
シチュエーショナル・リーダーシップ研修~習熟度に応じた部下の個別指導
部下・後輩の習熟度に応じて関わり方を変える指導法を学ぶ研修です。個別対応の引き出しを増やし相手の成長を支える実践力を養います。
主体性を「本人次第」で終わらせない仕組みづくり
インソースでは、主体性を発揮してほしい本人に向けた研修はもちろん、そうした学びを単発で終わらせず、役割や成長段階に応じてどう育てていくかを整理する教育体系構築コンサルティングもご提供しています。主体性を「本人次第」で終わらせず、組織として育てていくための仕組みづくりをご支援しています。
教育体系・研修体系見直しサービス
現場社員が参加するワークショップを通じて必要なスキルを可視化し、各社の人材要件に応じたスキルマップや研修体系の構築を支援します。体系づくりから具体的な教育手段の提案まで一気通貫でご提案可能です。
「言われたことをこなす」から、「仕事をつくり出す」へ
主体性を発揮してほしい、と言われても、何をどう変えればよいのかは意外と見えにくいものです。本研修では、視座を上げることで今の自分に求められている役割を捉え直し、受け身の姿勢から一歩進んで、仕事を主導するための考え方を学びます。
お客さまや上司などの視点から自分の仕事の価値を見直し、価値と成果を自分の言葉で語る力や、仕事の質を高める準備力・質問力も身につけていきます。単に「自分から動く」にとどまらず、前に立って判断し、価値を届ける力を育てたい場面に適した研修です。
視座を上げて主体性を発揮する研修~仕事をつくり出すビジネスパーソンになる
受け身の姿勢から脱却し、さまざまなステークホルダーと対等な関係で仕事を進めていくための意識変革を促す研修です。
視座を上げることの重要性を認識し、周囲とのかかわり方を見直すきっかけをつくります。
主体性を発揮できる人を、体系的に育てる
主体性を「本人次第」で終わらせないためには、前に立ち、判断し、責任を持って仕事を進める力を、どの段階でどう育てるかを整理する必要があります。本サービスでは、現場社員も参加するワークショップを通じて役割や必要なスキルを洗い出し、スキルマップや研修体系の見直しにつなげます。各社の人材要件に合わせた成果物を作成し、階層別研修や職種別研修、eラーニングまで一気通貫で提案できるため、主体性を発揮できる人材育成を仕組みとして支えやすくなります。
変化の時代の中堅社員研修(2日間)
中堅社員に求められるデジタル推進の役割を整理し、プロジェクトを自分事として進めるための知識・スキル・考え方を学びます。
セットでおすすめの研修・サービス
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新人・若手が主体的に動くために必要な要素を、役割認識・マインド・スキルの観点からまとめています。 - リーダーはひとりではない。若手が主体的に動くチームを育てるための新人研修とは
若手の主体性を個人の姿勢だけでなく、チーム内での役割やフォロワーシップとの関係から掘り下げています。 - 「考える責任」を誰かに委ねるのは間違い?主体性を引き出し「他人頼み」から脱却するヒント
若手が自分で考えなくなる背景を踏まえながら、上司の関わり方と主体性の関係を考えている内容です。 - 中堅社員を戦力化するための「巻き込み力」~信頼感・段取り力・人を動かす力を鍛える
中堅社員に求められる主体性を、周囲との信頼関係や段取り力、巻き込み力とあわせて整理しています。 - 生成AI時代に生き残る人材を育てる~「一般論の集合体」に勝る独自ノウハウを認識させる
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期待に応える中堅社員研修~次のステージに進むための自己点検
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