(半日研修)リスク管理・内部統制研修~基本と現場での効果的な展開

リスク管理・コンプライアンス

(半日研修)リスク管理・内部統制研修~基本と現場での効果的な展開

時代は守りにも強い管理職を求めている!リスク管理・内部統制で守りを固める

No. 1400430

対象者

  • 管理職層
  • 部長・経営層
  • 管理職として内部統制やリスク管理の基本を学びたい方
  • コンプライアンスに関するリスクを適切に管理し、不祥事を防止したいと考えている管理職の方
  • 上級管理職を目指し、マネジメントスキルをより高めたい方

よくあるお悩み・ニーズ

  • 内部統制やリスク管理を強化するよう指示を受けているが、何から取り組んでいいかわからない方
  • コロナ禍で危機管理やリスク管理に対する意識が高まり、何か行動に移したい方
  • 社内に不祥事に関するリスクがあり、何かしらの対策をとりたいと考えている方

登壇講師 安藤 弘一

安藤弘一講師

  • ・東京工業大学大学院卒(経営工学修士)
  • ・カーネギーメロン大学大学院卒 MBA取得
  • ・三和銀行にて執行役員人事部長、UFJホールディングスにて執行役員経営企画部長を歴任
  • ・その後、コスモ石油常勤監査役、おきなわフィナンシャルグループ 社外取締役監査等委員(22年6月退任)
  • ・現在は、インソース エグゼクティブアドバイザー(非常勤)
  • ・人材育成はライフワークであり、課長以上、上級管理職、役員クラスの研修に登壇している

元メガバンク経営企画部長(安藤弘一)が登壇する研修の特集はこちらへ!

研修内容・特徴outline・feature

会社は、消費者の満足、従業員のエンゲージメント、サプライチェーンの安定確保、環境問題への適切な対応など、多様化・複雑化する経営上の重要因子をしっかりと認識し、これらに上手に対処しながら、持続的成長を確保することが求められています。言い換えれば、会社経営において、時代は、攻めにも強く、守りにも強い管理者を求めています。ところが、実態はどうでしょう。「攻めには自信がありますが、守りには自信がありません」という管理者が案外多いのではありませんか。

本研修では、「守り」を支えるリスク管理・内部統制について、その基本と現場での展開について学んで頂きます。「悪いことの発生を防止する」というリスク管理・内部統制の基本原理をしっかりと学習し、その上で、この基本原理をそれぞれの会社・現場レベルで如何に上手に活用・展開するのかを学びます。攻めと守りに強い両利きの管理者を目指す方はもちろん、リスク管理部門や監査部門に配属されている方、事故や不祥事の再発防止に従事されている方などに適した講座です。

到達目標goal

  • ①リスク管理と内部統制の重要性を理解する
  • ②リスク管理と内部統制の要点要所を理解する
  • ③コンプライアンスを順守する、不祥事を防ぐためのポイントを理解する
  • ④リスク管理と内部統制の現場での展開方法のポイントや注意点を理解する

研修プログラムprogram

内容 手法
  • 0. はじめに
    【ワーク】本研修への参加を決めた動機を書き出す
ワーク
  • 1.不祥事は何故起きる?~簡単な事例で頭の体操
    【ワーク】不祥事が起きる理由を考える
ワーク
  • 2. 内部統制システムを巡る20年~不祥事は絶えないが実情
    (1)2000年12月閣議決定が出発点
    (2)にもかかわらず不祥事は絶えない
講義
  • 3.リスク管理・内部統制システムの定義と諸側面
    (1)内部統制システムの定義 ~幅広い、リスク管理とは互換的
    (2)内部統制システムの構築メリットは大
講義
  • 4.リスク管理・内部統制システムの要点要所(基本枠組みの確認)
    (1)内部統制システムに求められる視点
    【ワーク】自社の内部統制の取り組みやトップの行動、自身の行動を考える
    (2)危機("結果")の分類からリスク対策をあぶり出す
    【ワーク】役職員意識調査は実施・活用されているか振り返る
    (3)リスク軽減策の策定には"PDCA"ではなく"OMS"を用いる
    【ワーク】分析・管理ツールを洗い出す
    (4)コンプライアンス ~法的要請ではなく社会的要請と捉えることが重要
    【ワーク】法律違反の境目を考える
    (5)個人犯罪系リスクの予防には"不正のトライアングル"を活用する
    【ワーク】問題の解決策を"社会的要請"を用いて考える
    【ワーク】不正防止のための決意表明を考える
    (6)内部統制システムに品質を作り込む
講義
ワーク
  • 5.危機管理の鉄則 ~不幸にして危機に直面したら
    (1)危機対応の基本 ~危機を一元管理し、先ずは一次対応に集中
    (2)危機管理の進め方
    【ワーク】危機への対処方法を考える
講義
ワーク
  • 【参考】内部統制システムの有効性をチェック
    (1)内部統制システムの基本は備わっているか
    (2)内部統制システムの運用は適切か
講義
  • 6.内部統制システムの現場での展開 ~管理者の腕の見せ所
    (1)先ず、現場の長としてコミットメントを示せ
    (2)問題発生 ~管理者としての上手な噛み込みを
    (3)内部統制システムの自律的改善と最強チームの両立
    【ワーク】風通しのよい職場づくりの要素を考える
    (4)内部統制システムへの継続的な取組を確保するために
講義
ワーク

企画者コメントcomment

経済が成熟し、コロナ禍による経済へのマイナス影響も重なる中で、時代は明らかに、攻めだけではなく、守りにも強い管理職を求めています。加えて、新たな社会的要請として、個人尊重を踏まえた働き方改革への対応や多様な人材を活かすダイバーシティ経営への対応も求められており、今の時代、管理職には、攻めと守りの2軸が必要であると考えています。

攻めについて学ぶ研修は多くありますが、「守り」について学ぶ研修は多くはありません。その中でも内部統制やリスク管理について、必要だとは思っていても、その実行方法やポイントがわからず、実行に移すことができていない人も多いと思います。本研修は、そんな悩みを持つ多くの管理職の方が内部統制やリスク管理を現場で実行するための、きっかけになればと思い開発をいたしました。

以下はあなたへの質問です。あなたに守りの軸が備わっているかどうかを問うものです。質問への回答を通して、あなたが少しでも守りに弱いと感じるのであれば、是非、当社研修をご活用ください。先ず基本を学ぶこと、これが守りの軸をしっかりと育てる近道です。

〔あなたへの質問〕
□あなたは、各種のリスク(コンプライアンス違反、ハラスメント、突発的な事故、その他の不祥事など)をどうすれば軽減・撲滅できるか、その方法をご存じですか?
□あなたは業務の正確化や効率化をどうすれば確保できるか、その方法をご存じですか?
□あなたは、攻めと守りのバランスがとれ、しかも業績の良いチームをどうすれば構築できるか、ご存じですか?
□あなたは、起きてはならない問題が発生し、危機に直面したとき、どのように対処すれば良いか、ご存じですか?
□あなたは、働き方改革やダイバーシティ経営の推進にリーダーシップを的確に発揮できますか?

スケジュール・お申込み
(オンライン/セミナールーム開催)schedule・application

注意事項

  • 同業の方のご参加はご遠慮いただいております
  • 会場やお申込み状況により、事前告知なく日程を削除させていただくことがあります
  • カリキュラムは一部変更となる可能性があります。大幅な変更の際は、申込ご担当者さまへご連絡いたします。

事前のご案内

受講できそうな日時がない… 日程を増やしてほしい… 
そんな時には「研修リクエスト」

研修リクエストサービス

「研修リクエスト」とは、お客さまのご希望の日程、内容、会場で、1名さまから インソースの公開講座を追加設定するサービスです。 サービスの詳細や、リクエスト方法はこちらをご確認ください。

※受講者数1名以上の場合から、リクエストを受け付けております

※ご連絡いただいてから研修実施まで、通常2か月程度かかります(2か月以内での急ぎの実施も、ご相談可能です)

受講者の評価evaluation

実施、実施対象
2025年3月     5名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
80%
参加者の声
  • 本日の研修を、リスクの管理・対応に関して活かしていく。ルール化、教育、実践、点検を行う。所属チームのメンバーにもリスクに関する認識を共有しようと思う。
  • リスクの認識、対処方法のフレームワークを学ぶことができた。対処方法の肝は点検・実施であると思う。点検に関心を持って取り組むことが大事だと思うので、実践する。

実施、実施対象
2024年12月     5名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
80%
講師:大変良かった・良かった
80%
参加者の声
  • リスク認識の重要性を意識し、既存の取組みをルールを含めて見直していきたい。自社の弱みを再認識できたので今後活かしていきたいと思う。
  • インシデントが発生した際に、原因把握だけでなくリスク管理ができているかについても確認したい。また、会社の体制が大きく変わったので、リスク管理にもれがないかも確認したい。

実施、実施対象
2024年9月     5名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • リスク管理のあり方を知ることができたので、社内におけるリスク削減に活かしていく。不正防止や内部統制システムの構築を行う。また、関心・関与を使い分けたい。
  • リスクの認識、OMSの毎年の見直し体制を改めて見直していく。まずは自部署の中で、何故、リスク管理・内部統制を行うのか改めて教えたい。

実施、実施対象
2024年6月     6名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
83.3%
参加者の声
  • 組織運営の基本から教わった。できていない点が多過ぎたが、チーム作りから、定期的な対話から意識を上げて、現状、個としてしかできていない、「リスク管理一認識-OMI」をチームとしてつくっていく。
  • コーチングの話がよくわかり、チーム作りに役立てたいと思いました。最強チームを作るために、部下を育てたり、リスク管理マネジメントを実践していきます。

読み物・コラムcolumn

部長に求められる「経営の一翼」としての2つの役割

2025年1月17日更新

部長の役割は、「経営の一翼」として経営判断の方針を現場に落とすこと。現場のトップからは一歩引き、組織全体のことを考え、常に全力で仕事をしているのが、部長のあるべき姿です。新任部長の方のこれからの活動指針として、また階層別教育における問題解決のヒントとしてご活用ください。

上級管理職研修を語る

2024年7月18日更新

インソースの「上級管理職研修」の効果、特徴、内容等について、研修制作者が語るページです。インソースの「上級管理職研修」は、部長(=経営の代行者)に求められる仕事と資質について学んでいただく研修です。

管理職は何をマネジメントするのか?

2024年8月7日更新

管理職に求められる最大の役割は、マネジメントです。とはいえ、マネジメントという言葉が何を指すのかが曖昧になってしまっていることがよくあります。今回は管理職がすべき、3つの具体的なマネジメントについてお伝えします。

研修の現場より 現代の管理職のみなさまへ

2024年5月23日更新

本ページでは、管理職としての役割や責務について、お客さまからの声をもとにお伝えします。またおすすめの研修プランも合わせてご紹介します。

Gambatte 管理職

弊社では日々の研修を通じ、明日から一歩進むために必要なノウハウ・スキルを受講者のみなさまと一緒に考えています。本ページでは、自身の中に眠っている「力」を引き出していただくべく、そこで得た知見をご紹介しております。

改めて「生産性向上」を考える

2024年4月24日更新

「そもそも、なぜ生産性向上が求められているのか」を踏まえた上で、生産性向上のための具体的な方法、生産性向上がつくり出す明るい未来についてご紹介いたします。

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受講者数※1
147,500
開催数※1
14,529
講座数※2
4,706
WEBinsource
ご利用社数※2
25,701

※1 2024å¹´4月~2025å¹´3月

※2 2025å¹´3月末時点

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