仕事と介護を両立できる組織づくり研修～理解を深め、チームで支え合う（半日間）

介護の基礎知識と支援の仕組みを学び、実際にメンバーをフォローできるようになる

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対象者

全階層

・仕事と介護の両立支援を強化したい組織の方
・ダイバーシティ推進に力を入れている組織、人事部門の方

よくあるお悩み・ニーズ

介護をしているメンバーに対するサポート体制が不十分
ワーキングケアラーが抱えている負担や困難への理解を深めてほしい

研修内容・特徴outline・feature

働きながら介護をするうえでのさまざまな制約・不安は、実際にその立場にないメンバーでは想像しにくく、状況が見えにくいものです。本研修では、ワーキングケアラーのリアルな実態や介護に関する基礎知識を学び、組織や周囲のメンバーによる支援の仕組みについて考えます。ワークやロールプレイングを通して、現場で具体的に何をすればよいか、明確にしていきます。

研修のゴールgoal

①仕事と介護の両立支援制度や関連する仕組みを理解する
②配慮あるコミュニケーションや声かけのポイントを身につける
③誰もが働きやすい職場にするために、自分の立場で何ができるか把握する

研修プログラム例program


	内容	手法
	１．誰もが知っておくべき介護の基礎知識（１）データで見る介護の現状 ①家族が介護を担う割合　②介護負担の社会的コスト（２）あらためて知る介護の種類とサービス体系 ①在宅・訪問・施設介護　②公的介護保険制度の概要（３）仕事と介護の両立を支える制度・仕組み ①介護休業と介護休暇　②柔軟な勤務を支える社内制度 ③公的支援・助成金制度	講義
	２．介護をしているメンバーのリアルを知る【ワーク】自身が働く職場の中で、介護に携わっている人を思い浮かべる（１）ワーキングケアラーが直面する困難とは ①時間的な制約　②精神的な負担　③経済的な心配　④キャリア的な不安（２）職場のメンバーに理解してほしいこと【ワーク】ワーキングケアラーの実態を読み、感じたことを共有する	講義ワーク
	３．周囲ができるサポートと目指すべき組織づくり（１）コミュニケーションの取り方 ①深追いせず労いの言葉をかける　②聞くより「気にかけている姿勢」を示す【ワーク①】介護をしているメンバーに、どんな言葉をかけるか考える【ワーク②】実際に声をかける想定でロールプレイングを実施する（２）職場でのサポートの仕方 ①突発的な休みをフォローする仕組みと体制 ②役割分担や進捗共有で属人化を避ける（３）上司の立場での関わり方 ①詮索ではなく正しく把握することが大事 ②上司側から働き方と業務の調整を申し出る（４）理解と配慮のある職場風土作り（５）自社の支援制度や社内リソースの紹介（※貴社の実態に合った内容にカスタマイズします）	講義ワーク
	４．まとめ【ワーク】研修をふまえて学んだことを整理する	ワーク