インソース 事業推進室

「プロマネ力」と「コミュニケーション力」、人間ならではの2つの力で生成AI時代のキャリアを動かす

生成AIが進化しても、人が担うべき領域

生成AIは文章作成やデータ整理、画像生成など、定型的な作業やパターン認識において大きな力を発揮します。しかし、AIだけでは対応しにくい領域も明確です。

具体的には、

  • 状況が曖昧で柔軟な判断を求められる業務
  • 関係者の意図や感情をくみ取り、調整しながら成果を出す業務
  • 長期的な視点で戦略を設計し、変化に応じて改善するプロセス

このような領域では、単なる知識や情報処理だけでは不十分であり、人間ならではの意思決定力や人を動かす力が求められます。つまり、生成AI時代でも価値を発揮する人材とは、この領域で成果を出せる人であり、特にプロジェクトマネジメント力コミュニケーション力が不可欠と言えます。

プロジェクトマネジメント:AIでは代替できない全体を動かす力

AIが提供する情報を整理し、成果につなげる役割は人にしか担えません。その中核となるのが、目的から逆算して工程を設計し、関係者を巻き込みながら実行する力です。

まず、プロジェクトの目的や成果物、範囲を明確に設定し、関係者全員で共有します。その際に有効なのが、WBS(Work Breakdown Structure)です。作業を分解して担当を明確にすることで、チーム全体が同じゴールに向かいやすくなります。

さらに、計画通りに進まないことは日常的に起こります。そのため、PDCA(Plan・Do・Check・Act)サイクルを回しながら定期的に状況を確認し、改善策を実施することが重要です。特にCheckでの振り返りを次のPlanに反映する習慣は、変化の多いAI活用環境でも成果を安定して生み出すために欠かせません。

コミュニケーション:AIが苦手な人との関係をつなぐ力

AIは情報処理に優れていますが、人の意図や感情を読み取り、関係者間の合意を形成することは苦手です。そのため、関係者の期待や状況を正確に理解し、伝えたい内容を最適に届ける力が不可欠です。ここで活きるのが「ジャストコミュニケーション」です。

ジャストコミュニケーションとは?

  • 相手にとって必要な情報を過不足なく提供する
  • 背景や意図も含めて説明し、納得感を高める
  • 意見の対立がある場合も、互いを尊重しながら改善策を考える

このように、AIが苦手とする「人とのやり取り」を意識的に設計することで、チーム全体の成果を高めることができます。

AI時代でも価値を発揮する人材になるために

生成AIは業務効率を高めますが、最終的な判断やチームの動かし方は人に依存します。重要なのは、プロジェクトを動かす力と人を動かす力を組み合わせることです。

具体的には、

  • WBSやPDCAでプロジェクト全体の進行を可視化する
  • ジャストコミュニケーションを意識して、関係者と円滑に情報を共有する

この両輪を習慣化することで、AI時代においても代替されず、成果を出し続けられる人材になることができます。

プロマネ養成シリーズ

プロマネ養成シリーズは、プロジェクトを組んで遂行する上で欠かせないプロジェクトマネジメント力を身につけるシリーズです。

顧客向けのサービス提供はもちろん、自社の新製品やシステム開発、さらには社内イベントの企画や業務改善活動なども含め、あらゆる組織横断的な活動に必要なスキルをまとめて学ぶことが可能です。

対象

  • 事業開発や販売促進、システム開発部門などのプロジェクト型の業務に携わる方
  • 人事や総務、情報システム部などの全従業員を対象とした業務に携わる方
  • 組織横断的なプロジェクトでリーダー役を担う方

>プロマネ養成シリーズ詳細はこちら

セットでおすすめの研修・サービス

コミュニケーション最適化研修~バランスの取れた意思疎通で生産性を高める

本研修では、生産性を高めるコミュニケーションのことを「ジャストコミュニケーション」と定義しています。働き方が多様化するなかで、限られた時間内に・制約のある人材で、以前と変わらない成果を上げることが求められる時代です。

仕事が遅滞なく前に進むかどうかを決定づけるコミュニケーションを6要素「目的・量・質・タイミング・伝え方・引き取り」に分解し、自身がどの部分が弱く、どの部分が得意かを見つめます。

>公開講座の詳細はこちら

>動画教材の詳細はこちら

プロジェクトマネジメント研修

仕事の規模の大小を問わず、1つの目標に対してチームを編成して行うあらゆる業務が、プロジェクトと呼ばれるようになっています。

特に、IT事業のシステム開発はITプロジェクトと呼ばれ、体系化されたスキルやマネジメントの手法が、多くの業界・現場で参考にされています。

当社のプロジェクトマネジメントに関する教育プログラムは、大きく3つに大別されます。若手から管理職層まで、経験値だけによらない基本の進め方や時代に合わせたノウハウを身につけられるように導きます。

>プロジェクトマネジメント研修まとめはこちら

コミュニケーション研修

従業員がコミュニケーションの重要性を理解するとともに、そのスキルを身につけることは、信頼関係構築やチームワークの向上、仕事の効率化、コミュニケーション不足によるトラブルの未然防止にもつながります。

インソースのコミュニケーション研修は「相手目線であること」をベースに構成しています。メンバー全員が相手の気持ちに配慮しながら、自分の意志を分かりやすく表現する力を高めます。

>コミュニケーション研修まとめはこちら

生成AI研修

生成AIの本領は個人の能力を増強できるところにあります。一人ひとりの学習コストを抑えつつ、多方面に一定水準のスキルを持った人材を育成することができるのです。

生成AIに精度の高い作業を実施させるためには、指示文を作成するためのプロンプトテクニックを身につけることが重要です。

>生成AI研修まとめはこちら

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