インソース マーケティング&デザイン室

現代の管理職に求められる「個」を活かす技術~アンコンシャス・バイアスと心理的安全性

最近、部下との距離感や価値観の違いに戸惑い、どのように接すれば良いか悩む場面が増えてはいませんか。良かれと思った一言が誤解を招いたり、チーム内にどこか遠慮がちな空気が漂っていたりすると、メンバー本来のパフォーマンスを引き出すのは難しいものです。

こうした課題を解決するためには、自身のアンコンシャス・バイアスを自覚し、不用意な発言によるハラスメントリスクの低減を図りながら、チーム全体の心理的安全性の向上を目指すことが欠かせません。これら3つの概念を掛け合わせて学ぶことで、現代の管理職に求められる「個」を活かす技術を体系的にアップデートできます。本コラムでは、明日から職場で実践できる、メンバー全員がのびのびと活躍するためのちょっとしたコツをご紹介します。

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自分の「当たり前」を疑うことから始める

無意識の決めつけに気づく

私たちは誰しも、これまでの経験や知識に基づいた「無意識の思い込み」を持っています。

例えば「男性はこうあるべきだ」「新入社員はこうするべきだ」といった決めつけは、気づかないうちに相手を型にはめ、可能性を狭めてしまうことがあります。まずは自分の考えを疑い、客観的な事実に基づいているか自問自答する癖をつけるのが、円滑なコミュニケーションの第一歩です。

職場風土を変えるための第一歩

一人ひとりが異なる価値観を持っていることを前提に、多様な意見に耳を傾ける姿勢を大切にします。自分と違う意見が出てきたときに、すぐに否定せず「そういう見方もあるのか」と一度受け止めるだけで、職場の空気は大きく変わります。風通しの良い職場風土を築くために、以下のポイントを意識して同僚や部下と話し合ってみてください。

  • 互いの違いを認める姿勢の共有
  • 誰もが発言しやすい雰囲気作り
  • 現状のルールへの健全な疑問の提示
  • 改善に向けた前向きな提案

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自身の思考のクセを客観的に捉え、メンバーの意欲を削いでしまう「決めつけ」を解消します。多様な人材が個性を発揮できる、風通しの良い組織文化を醸成するスキルの習得におすすめです。

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品格のある言葉選びで信頼を築く

時代の変化に合わせたモノの言い方

以前であれば許容されていた表現も、現在では不適切な発言として組織や個人に多大な損害を与えるリスクがあります。管理職は責任ある立場であり、自身の発言が周囲に与える影響度は極めて高いと認識しておく必要があります。

今の時代にふさわしい、品格のある言葉選びを学び直すことは、部下を守るだけでなく、リーダーであるご自身を守ることにもつながります。

発言前に立ち止まる習慣

何かを伝える前に、一歩立ち止まって「この表現は適切か」と考える習慣を身につけるのが賢明なアドバイスです。特に、良かれと思った配慮やウケを狙ったつもりの一言が、特定の誰かを傷つけてしまうケースは少なくありません。炎上事例の分析から導き出された、発言前に確認すべき「4つの観点」を常に意識の片隅に置いておきましょう。

  • ジェンダーや性的マイノリティへの配慮
  • 国籍や文化的背景への尊重
  • 障がいや能力差に関する配慮
  • 容姿や外見への言及の回避

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最新の炎上事例やハラスメントの境界線を学び、管理職としてふさわしい品格ある表現を身につけます。

意図しないリスクを防ぎ、部下との信頼関係を維持するための具体的な伝え方を解説します。

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メンバーが本音で話せる環境を整える

リーダー自身の行動で空気を変える

心理的安全性の高い職場とは、単なる「仲良しグループ」ではなく、誰もが気兼ねなく自然体でいられる環境のことです。

この環境を作る鍵は、リーダーであるご自身が「完璧な上司」を演じるのをやめ、自己開示をすることにあります。自らの失敗を共有したり、自分から積極的に挨拶や感謝の言葉をかけたりすることで、部下も本音を話しやすい安心感が生まれます。

1対1面談で主体性を引き出す

定期的に実施する「1対1面談」は、部下の悩みや本音を把握し、主体性を引き出すための貴重な時間となります。相手の話を遮らずに最後まで聴き、自他を尊重しながら誠実に伝える「アサーティブ」な姿勢で対話を進めるのがコツです。良好な人間関係を築き、チームの力を最大化するために、アサーティブな対話の「4つのステップ」を実践してみてください。

  • 客観的な事実を述べる
  • 自分の感情を伝える
  • 相手への要望を提案する
  • 相手の反応を確認する

【公開講座】部下とのコミュニケーション実践研修~心理的安全性の高い職場を作る

部下が萎縮せず、主体的に意見を言える環境を作るためのアサーティブな対話術を習得します。日々の声かけや1対1面談で使える実践的なスキルを磨き、チームの実行力を最大化させます。

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多様な「個」が輝く強いチームを目指して

現代の管理職には、個々の違いを尊重し、誰もが安心して力を発揮できる場を作る役割が期待されています。自分の思い込みをリセットし、言葉遣いを見直し、対話の質を高めることで、チームの信頼関係は確実に深まっていきます。

まずは明日、部下の方の目を見て「いつも助かっています」と感謝を伝えることから始めてみませんか。その小さな一歩が、組織全体の大きな成長へとつながるはずです。

現代管理職としての意識・技術アップデートプラン~「個」を活かし部下全員に活躍してもらう

このように、「アンコンシャス・バイアス」「ハラスメントリスクの低減」「心理的安全性の向上」という3つの問題解決から、段階的かつ実践的にスキルを高めていくことが可能です。そして、これらを一貫して体系的に学べるのが、インソースの公開講座セットプラン 「現代管理職としての意識・技術アップデートプラン~「個」を活かし部下全員に活躍してもらう」 です。

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