<経営人材育成シリーズ>ヒューマンリソース・マネジメント研修(2日間)

管理職

<経営人材育成シリーズ>ヒューマンリソース・マネジメント研修(2日間)

経営幹部に求められる、人と組織のマネジメントに関わる知識・スキルを総合的に習得する

No. 3240001 9916037

対象者

  • 部長・経営層
  • 部長級への昇格試験を控えている方
  • 次の経営幹部を目指している方
  • あらためて基本を確認したい現経営幹部の方

よくあるお悩み・ニーズ

  • 人のマネジメントに必要な知識を網羅的に学ばせたい
  • 通信教育では学習の実態が見極められないため、研修にスイッチしたい
  • 研修の場を通して、候補者同士に切磋琢磨する意識を持たせたい

研修内容・特徴outline・feature

「ヒューマンリソース・マネジメント(人と組織のマネジメント)」は、部長級の方にとって、日々の活動の中で最も多くの時間を費やす活動のひとつといえるでしょう。「人」というリソースを使って高い生産性を上げることが期待される一方で、「人」ならではの扱いの難しさを理解し適切に対応することが求められます。

本研修は、人と組織をマネジメントするうえで必須となる人事テーマを網羅的にカバーし、ルールはもちろん、実務に役立つノウハウや最新のトレンドも学べるように組み上げたプログラムです。

到達目標goal

  • ①経営視点での人材の活かし方や管理の仕方を身につける
  • ②管理監督者としての労務管理の重要性が分かる
  • ③競争力の高い人材の獲得・育成の方法を理解する

研修プログラムprogram

<1日目>
内容
手法
  • 1.HRMにおける部長の役割
    (1)なぜ今、人的資源管理が注目されるのか​
    (2)部長に求められる4つの役割​     
    ①「人的資源の活用主体」としての役割 ②「内部統制の責任者」としての役割​    
    ③「労務上の管理監督者」としての役割 ④「組織文化の体現者」としての役割​
講義
ワーク​
  • 2.組織デザインと職務設計​
    (1)組織デザイン ~戦略にかなった構造や機能のデザイン​​    
    ①「組織デザイン」とは何か​ ②組織デザインの要諦は「分業」と「調整」​​    
    ③さまざまな組織構造​ ④事業フェーズに応じた組織デザインの見直し​​    
    【ワーク】自社の組織デザインの見直し案を考える​​​
    (2)職務設計 ~業務遂行のための責任範囲や権限の設計​​    
    ①職務設計とは何か​ ②権限と責任範囲の設定​ ③レポートラインの確立​
講義
ワーク
  • 3.人材配置と職務へのアサインメント
    (1)経営戦略と人材戦略の連動​    
    ①最も重要な事業にリソースを投じるために ②人材ポートフォリオという考え方​
    (2)職務と人材のマッチング​    
    ①職務の可視化​ ②人材の能力把握​​
    【ワーク】自部門の職務とそこで求められるスキルを可視化する​​
    (3)求められる2つの視点 ~短期的成果と長期的育成​​    
    ①短期的成果を踏まえたアサインメント​ ②長期的育成を見据えたアサインメント​​
講義
ワーク
  • 4.外部からの人材調達​
    (1)「適所適材」時代におけるキャリア採用とは​    
    ①中にいない必要人材は外から調達する ②ジョブ型雇用が注目される理由​
    (2)戦略的なキャリア採用の考え方と手順​    
    ①人材要件の明確化~職務記述書の作成 ②効果的な採用チャネルの選定と活用​    
    ③選考プロセスの設計​
    (3)オンボーディング​    
    ①入社後のスムーズな立ち上がりの支援 ②採用者の能力を最大限に引き出すための育成​    
    ③採用者のエンゲージメント向上と定着促進​
講義
ワーク
  • 5.人事制度と評価のしくみ
    (【ワーク】自社の人事制度について振り返る
    (1)等級制度、評価制度、報酬制度の関係​
    (2)等級制度の違いとマネジメントのあり方​    
    ①職能資格制度 ②職務等級制度​
    (3)人事評価のしくみ​    
    ①あらためて考える「人事評価制度」の意義​ ②主な評価制度とその特徴​​
    (4)「昇進」と「昇格」​​    
    ①「昇進」と「昇格」の違いとその意義​ ②昇進・昇格におけるポイント​​
講義
ワーク
  • 6.ダイバーシティ推進と組織活性化
    (1)組織戦略としてのダイバーシティ推進​    
    ①複雑化したニーズへの対応 ②求められる革新的アイデア ​    
    ③同質性がはらむリスクのヘッジ​ ​
    (2)2つの多様性の違い​    
    ①デモグラフィック型 ②タスク型​
    【ワーク】自部門のダイバーシティ化の段階を振り返る​ 
    (3)多様化した組織のマネジメントにおける留意点​​     
    ①確実に増大するコミュニケーションコスト​​ ②多様な意見を引き出し活かすスキル​​     
    ③多様な人材を最大限に生かすための制度構築​​ 
講義
ワーク
  • 7.雇用形態と勤務形態
    (1)働き方が多様化する背景とは​ 
    (2)雇用形態の違いと留意点​     
    ①直接雇用者・間接雇用者・非雇用者​  ②有期雇用と無期雇用​​ 
    (3)さまざまな勤務形態とそのメリット・デメリット     
    ①場所を選ばない勤務~テレワーク​ ②時間を選ばない勤務       
    ③「副業・兼業の推進」の背景にあるもの​ 
    【ワーク】自社における多様な働き方を振り返り、今後取り入れていくべきものを考える​ 
講義
ワーク
  • 8.1日目のまとめ
講義
ワーク
<2日目>
内容
手法
  • 9.労務における部長の立場とは​
    【ワーク】自身の立場は「使用者」か「労働者」化について討議する​​
    (1)「使用者」と「労働者」​​
    (2)労働者を使う権利と守る義務​​
    (3)使用者として労働組合と向き合う​​    
    ①労働組合とは何か​ ②「組合員」と「使用者」をWIN-WINの関係に​​
講義
ワーク
  • 10.労働契約と労働時間管理​
    (1)労働契約とは​    
    ①労働法で制約された契約 ②派遣契約との違い ③業務委託契約との違い​
    (2)労働時間管理とは​    
    ①なぜ労働時間管理が重要なのか ②労働時間管理に求められる項目​    
    ③時間外労働に関するルール​
    【ワーク】36協定の下での労働時間管理として正しくないものを選択する​    
    ④多様な勤務形態と労働時間管理​
講義
ワーク
  • 11.安全衛生管理とメンタルヘルス
    (1)安全配慮義務とは
    (2)安全衛生管理における4つの観点    
    ①労働災害​ ②労働環境​ ③過重労働​ ④人間関係​
    【ワーク】自部門における安全衛生管理を4つの観点から振り返る
    (3)経営視点で見たメンタルヘルスケアの重要性    
    ①増え続ける職場のメンタルヘルス疾患​ ②メンタルヘルスケアが経営課題として重要である理由​​
    (4)健康経営®の推進    
    ①人的資本経営の高まりで注目される「健康経営」​ ②健康「管理」から健康「支援」へ​​    
    ③ウェルビーイングの浸透​​
講義
ワーク
  • 12.その他の人的リスク管理
    (1)ハラスメントの防止    
    ①変化するハラスメントの定義 ②ハラスメントがもたらす損害の大きさ​    
    ③教育・体制・風土の醸成​
    (2)コンプライアンス違反の防止    
    ①経営戦略としてのコンプライアンス遵守 ②不正のトライアングルとは ​    
    ➂性悪説的観点からのしくみ作り​
    (3)情報漏えいの防止    
    ①企業が持つ情報の種類と漏えい防止策 ②情報セキュリティの強化​
    【ワーク】自部門における優先順位の高いリスク管理対象を考える​ 
講義
ワーク
  • 13.離職防止とエンゲージメント向上
    (1)人口減少時代におけるエンゲージメントの重要性​
    (2)若年層の離職防止のための3つの要件​    
    ①社会的意義が感じられること ②成長機会が得られること ​    
    ③チームとしての一体感があること​
    (3)ワーク・エンゲージメントの実現​
    (4)モチベーション理論の活用​    
    ①自己決定理論 ②二要因理論 ③X理論・Y理論​
    (5)心理的安全性の確保​
    【ワーク】自部門における優先順位の高いリスク管理対象を考える​ 
講義
ワーク
  • 14.キャリア自律と人材育成支援
    (1)キャリア自律が求められる背景    
    ①労働市場の変化 ②高まる専門性 ③仕事観の変化
    (2)キャリア形成の支援    
    ①1対1面談を通じたキャリア形成支援     
    ②As Is-To Beモデルの活用​
    【ワーク】自身の部下のAs Is-To Beを考える​
    (3)リスキリングを通じたデジタル人材の育成​    
    ①デジタル人材は「調達」から「育成」へ ​    
    ②「リスキリング+OJT」で戦力化のスピードを上げる​
講義
ワーク
  • 15.ワークライフバランスの推進
    (1)ワークライフバランス推進の経営的意義​    
    ①人材の確保と定着における必須要件      
    ②多様性の受容と価値創造への期待​    
    ③企業ブランディングと社会的責任​
    (2)ワークライフバランス実現のための具体的施策​    
    ①柔軟な働き方を可能にする制度の導入 ​②ITツールを活用したコミュニケーションの進化​    
    ③業務プロセスの見直しを通じた生産性向上​ ④組織風土と上層部の意識の変革​
講義
ワーク
  • 16.まとめ
講義
ワーク

企画者コメントcomment

部長には、部下を使って成果を上げるという「リソースとしての人の捉え方」だけでなく、部下の生活やキャリア、心身の健康維持に責任を負うという「個としての人の捉え方」も求められます。本研修は、人と組織に関わるテーマについて経営者としての視座を持ち、多面的な視点でバランスよく知識・スキルを習得していただくことをねらって企画しました。

スケジュール・お申込み
(来場型/オンライン型開催)schedule・application

来場型開催

オンライン型開催

注意事項

  • 同業の方のご参加はご遠慮いただいております
  • 会場やお申込み状況により、事前告知なく日程を削除させていただくことがあります
  • カリキュラムは一部変更となる可能性があります。大幅な変更の際は、申込ご担当者さまへご連絡いたします。

事前のご案内

受講できそうな日時がない… 日程を増やしてほしい… 
そんな時には「研修リクエスト」

研修リクエストサービス

「研修リクエスト」とは、お客さまのご希望の日程、内容、会場で、1名さまから インソースの公開講座を追加設定するサービスです。 サービスの詳細や、リクエスト方法はこちらをご確認ください。

※受講者数1名以上の場合から、リクエストを受け付けております

※ご連絡いただいてから研修実施まで、通常2か月程度かかります(2か月以内での急ぎの実施も、ご相談可能です)

お問合せ・ご質問

よくいただくご質問~お申込み方法や当日までの準備物など、公開講座について詳しくご説明

最新作・ニュース

新卒採用募集中
ページトップへ
年間実績公開講座の年間実績
受講者数※1
147,500
開催数※1
14,529
講座数※2
4,706
WEBinsource
ご利用社数※2
25,701

※1 2024年4月~2025年3月

※2 2025年3月末時点

同ジャンルの研修を探す

研修を探す
開催地で探す
階層で探す
テーマで探す
コースマップで探す
日程で探す
課題・状況で探す
講師派遣型研修

お客さまの課題に応えるオーダーメイド型研修

研修一覧
業界・業種別研修
オンライン人材育成

オンライン人材育成

企業内研修は、すべてオンラインで実施可能です

動画教育・eラーニング

動画教育・eラーニング

データやDVDの買い切り、レンタル視聴、定額制見放題など、様々なプランでご提供します

メールマガジンのご登録

コンテンツクリエイターズワークス

  • WEBinsource
  • モンシャン


直近の公開講座開催研修


当サイトでは、サイトの利便性向上のため、クッキーを利⽤しています。詳細は、「クッキーの管理方法について」をご覧ください。

同意します