【2025年】国内主要ローコード・ノーコードツール比較
ローコード・ノーコードツールの導入により業務効率化を実現する
DX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中で、「自分たちの業務は自分たちで改善したい」というニーズが高まっています。従来のようにシステムエンジニアや外部ベンダーにすべてを任せるのではなく、業務部門が主体となって業務アプリやワークフローを内製化したい。そんな思いから、ローコード/ノーコードツールの導入を検討する企業が増えています。
また、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を活用し、ルーチン作業を自動化したいという声も根強くあります。これらを自社内で完結させることで、現場のスピード感や柔軟性が大幅に向上します。
体制や目的に合ったツールを選定する
導入にあたっては、操作の簡単さ・拡張性・導入実績・コスト・保守体制といった複数の観点からツールを選ぶ必要があります。
- 非エンジニアでも扱えるUIか?
- 将来的に拡張や外部連携ができるか?
- 国内での導入事例やサポート体制は充実しているか?
- 長期運用において安定して使えるか?
「使いやすいから導入したが、結局保守に困ってしまった」「自由度がありすぎて属人化してしまった」という失敗事例もあるため、自社の体制や目的に合った選定が重要です。
各社ツールの比較
代表的なローコード/ノーコードツールとしては、次のようなものがあります。
ツール名 | 操作の簡単さ (UI/UX) |
拡張性や特徴 (連携・カスタマイズ) |
導入実績 (日本国内) |
コスト (目安) |
保守体制 (支援・運用) |
---|---|---|---|---|---|
Power Platform (Microsoft) |
(PowerApps) |
||||
Kintone (サイボウズ) |
※2025/4/4時点 |
||||
Google AppSheet | Google Workspaceとの連携に強い |
(有料プラン有) |
|||
Pleasanter (インプリム) |
(保守は企業により異なる) |
項目 | 内容説明 |
---|---|
操作の簡単さ | 現場部門(非エンジニア)でも直感的に使えるか、学習コストはどの程度か |
拡張性 | API連携・プログラミング・外部システムとの接続ができるか |
導入実績 | 日本国内での導入事例の多さや、業界ごとの普及度 |
コスト | 月額利用料、ライセンス体系、OSSかどうか等(導入しやすさに直結) |
保守体制 | 導入後の支援体制、サポート窓口、パートナー企業の有無、コミュニティの存在など |
PowerPlatformの可能性を探る~何ができるかを事例から学ぶ
長期的な安定運用が見込め、国内導入実績やサポート体制にも優位性が高い、Microsoft社のPower Platformについてどのようなことができるのか、比較検討段階の方に向けて、「(2時間研修)Power Platformで始めるローコード開発研修」をご用意しています。どのような業務に活用できるのか、具体的にイメージしていただける内容となっています。
<受講者の声>
- 本などを読み込んだり手を動かしたりする前の入口として知識の整理をしたかったので有益でした。PowerAutomateを使い各ツールの情報連携の自動化を目指します。
- PowerPlatformの一つひとつの仕組みはそれぞれで勉強する必要があり、ローコードやノーコードだからといって、当たり前ですが、すぐに簡単に導入できるものでもないことがわかりました。スケジュールやタスク管理が導入しやすそうなため、お試しもかねてこちらを活用していきます。
- PowerAutomateを使って経理業務の単純作業や定例業務を自動化してみたい。また、PowerBIで元帳データを読み込ませて何か分析ができないか考えてみたいと思いました。お客さまからの相談対応や自社の業務効率改善に活かします。
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