問題解決・課題解決のＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）推進研修 | 現場で使える研修ならインソース

デジタル技術を活用し、業務改善と新企画を行う

ＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）とは、データとデジタル技術を活用して、製品やサービス・ビジネスモデルを変革し、業務そのものや組織・プロセスや企業文化を変革することと定義されています。デジタル技術を活用した問題解決や課題解決とも言い換えられ、現状分析をしたうえで問題を特定し、課題に掲げて対策を練ったうえで、改善を実行します。

例えば、リモートワーク推進もＤＸの一例です。オフィス以外の場所でも円滑に業務を進めるにはという課題に対し、WEB会議システムなどを使うことで、ワークスタイルの変革が実現しました。ＤＸの目的は「テクノロジーの導入」ではなく、あくまで「業務効率や生産性の向上」です。テレワークのために仕事の仕組み・プロセスを変えることが合わせて必要となります。このように、日常においても手間や時間のかかる業務を洗い出し、ＩＴを活用した仕組みで解決を図ることがＤＸによる問題・課題解決なのです。

ＤＸ推進活動を検討するうえでの素地をつくる教育とは

ＤＸを推進するためには、ビジネスパーソンとして求められる基本的な問題・課題解決力が必要です。 ＤＸ推進に携わる方は、自身のこの力が十分に備わっているかを再確認し、ブラッシュアップをしておきます。課題解決の各プロセスにおいてデジタル技術を活用することで、その生産性や効果をより一層高めることができます。現状分析のプロセスでＡＩを活用する、実行のプロセスでクラウドベースの管理ツールを活用するなどがその具体例です。

インソースは、ＤＸによる問題・課題解決に必要なＩＴへの理解を深め、ＩＴを活用して業務の仕組みを変え続ける活動を学ぶ研修・サービスを幅広いテーマで提供しています。

課題認識と解決プロセスを身につける

ＤＸを推進していくためには、自組織の課題を正確に認識し、解決に導く力が必要です。課題とは、あるべき姿と現状のギャップです。何を目指すのか、あるべき姿とはどのようなものかを明確にすることが最初の一歩です。さらに、課題解決のプロセスを理解し、この流れの中で必要な視点や手法を身につけて、正しいアプローチができるようにならなくてはなりません。

課題解決に適したＩＴを見極める

ＤＸによる課題解決の実現には、事前に業務を見える化し、問題点を洗い出しておくことが欠かせません。課題が明確になればなるほど、解決手法も絞りやすくなります。しかしせっかく問題を洗い出しても、活用するＩＴの知識がなければ、どの技術が適切かを選択できません。システムを開発できなくても、ＩＴの基本的な活用知識を持ち、事業全般にデータやＩＴをどのように活用できるかイメージできるようになることが大切です。

デジタル技術や新しい方法の導入は、テーマ・範囲を絞って小さく始めます。実行から効果検証までのプロセスがスピーディになるからです。研修では、業務の整理の仕方、生産性を高めるための効率化に必要な全体最適の視点、業務フローの見える化を学んだうえで、ＩＴが得意な仕事と照らし合わせ、課題の改善案を具体的に考えます。

ＡＩやＲＰＡを上手に使い業務を改善する

ＩＴの進化と共に、業務改善の手法も変化しています。人工知能やロボットによる業務自動化を理解し、自組織の業務に積極的に活用しましょう。ＩＴのメリットを享受することで、時間やコスト・人員の削減効果が期待できます。ここで注意したいのは、ＩＴ化に無関心でいると、生産性が向上しないだけでなく、逆に手間がかかり仕事が増えてしまう可能性があることです。自社の業務で何が自動化に向いているのかの知識をつけましょう。デジタル人材はどの組織でも不足しており、育成が共通の課題です。インソースでは、デジタルの時代に必要なＤＸ人材に成長するための研修もご用意しております。