トランジション（役割転換）研修:現場で使える研修ならインソース

トランジション（役割転換）研修

23/10/05 更新

トランジション（役割転換）研修

研修の特徴・目的

新たな役割への転換期を前向きにとらえ、新天地へ

転換期は成長のチャンス

移行・変化・過渡期や変わり目という意味を持つ「トランジション（Ｔｒａｎｓｉｔｉｏｎ）」は、人事分野では、キャリア発達の過程において、組織内で期待される新たな役割への転換期といった意味合いで用いられます。役割の転換には異動・昇進・任命などがあり、転換期を与えられた社員にとっては、新しい選択肢や成長するチャンスがもたらされる機会です。

変化によって悩みが生まれ、前向きになれないことも

しかし、キャリアの見直しを迫られたり、ライフステージの過渡期における「人生に大きな変化をもたらす重大な局面」という変化に前向きになれない人もいるのが現状です。

ビジネス環境が目まぐるしく変化する現在の日本においては、充分な準備期間もないまま組織が再編されることも珍しくありません。結果、経験がないにもかかわらず、突然マネージャーやリーダーなどの責任あるポジションを任され、期待されている役割を果たせないと悩む方も増えています。
インソースのトランジション研修では、このような転換期をスムーズに乗り越えられるよう、その時期の人材の状況を汲んだうえで、人材の成長につながるプログラムを各種ご用意しています。

トランジション研修のポイント

転機をチャンスとして前向きに捉え、冷静かつ戦略的に乗り越える

「新天地での仕事を通じて成長してほしい」という組織からのメッセージを研修内で感じることで、仮に不本意な配置転換であっても、転機をチャンスとして前向きに捉え、「新しい役割でも頑張ろう」と意識を変えるきっかけとしていただきます。自身の経験を活かしながら、異動先で上手く馴染むコツが掴める異動者としての心構えやコミュニケーションの取り方を学んだうえで、異動先でも活用できるスキルの整理と、足りないスキルの習得を図ります。

ライフステージ過渡期とキャリア転換期を“しなやかに乗り越える”

ライフステージの過渡期においては、家族の介護や育児、健康問題など様々な課題に直面する可能性があります。それらの課題を抱える時期とキャリアの転換期が重なっても、人生１００年時代においては、短絡的に昇格のチャンスをあきらめたり、就労を断念したりすることのないよう、長期的かつ冷静にキャリアプランを考える必要があります。
トランジション研修では、２０代・３０代の若い世代に向けたもの、仕事での責任が高まり大きなライフイベントも多い４０代、定年後も活躍するための意識転換を図る５０代・シニア向け、出産・育児を経験した方に向けたものなど、キャリアを考える様々な方にマッチしたプログラムを提供します。

昇進に伴い、管理職に求められる役割を身につける

ビジネス環境の激しい変化に対応できる管理職の育成が、どの組織においても喫緊の課題です。弊社の管理職向けトランジション研修では、理論の学習ではなく実践演習を重視し、「現場でこれを実践すれば上手くいく」という具体的なマネジメントスキル・部下指導ノウハウを習得することで、新たに管理職の役割を与えられた方の不安や悩みを払拭します。

トランジション研修ご検討のお客さまからのご質問

インソースのトランジション研修のポイントはなんですか？

弊社のトランジション研修の特徴は、望んだ変化であったかどうかは関係なく、受講者が全員「前向きに今の仕事に取り組もう」と思えるようになることを目指しています。環境の変化を成長のきっかけとし、今後どのような仕事の仕方をしていくか、自分の職業人生の戦略を考えていただきます。

トランジション研修ではどのようなグループワークを行いますか？

モチベーションの向上や自己啓発の促進をする際は、自分自身の現在の実力や立ち位置を明確にすることがポイントです。組織の視点や上司の視点など多面的に自分のポジションを見つめ直し、今後の自分の方向性について同じ立場の人と自由に話し合い、情報を共有します。

グループワーク例：
①組織からの期待
②上司からの期待
③今後のキャリアを考えるうえでの課題や制約

その他、ご希望のディスカッションテーマがあればお気軽にご相談ください。お客さまのご要望を優先して作成します。

管理職向けのトランジション研修にはどのようなものがありますか？

部下指導・リスクマネジメントや業務改善・チームマネジメント、リーダーシップなどが主なものですが、組織視点でのタイムマネジメントや社外関係者との交渉力、企画を生み出す発想力、ダイバーシティ推進などあらゆるテーマのプログラムをご用意しています。これらはそれぞれ１日間以上かけて学ぶことをおすすめしています。