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誰でも実現できる!変革力の高め方~高い変革力で未来を切り拓く管理職になるには

変革は一部の天才やカリスマだけのものではなく、部長など上級管理職の必須スキルです。

特別な能力と思われがちな変革力ですが、実は、コツと勘所を学ぶことで、誰でも高めることができます。具体的には、経営者マインドと構想力を身につけ、変化に適応できる組織と自らを創り上げる実践的なスキルの習得により変革力を高めることができます。

自組織を革新し、未来を切り拓く準備を整えましょう!

革新を生む「経営者マインド」

現状維持に甘んじる企業に未来はありません。激動するビジネス環境では、部長といえども経営者視点が不可欠です。まず、「経営者マインド」を身につけることが必要です。経営者に求められるのは、利益を追求するだけでなく、社会的責任を果たしながら企業価値を高める姿勢です。

例えば、報・連・相(ホウ・レン・ソウ)の徹底は部長の責務ですが、経営者視点では「情報をもとに未来を見据えた判断」を行います。

また、危機に際しては迅速な決断力が求められます。経営者は100%の情報が揃うまで待ちません。常に「不完全な情報で最善を尽くす」姿勢が変革の起点となるのです。

偉業を成した変革者たちに学ぶ「構想力」

成功した変革者に共通するのは、常識を疑い、大胆に未来を構想する力です。

例えば、小林一三氏(現・阪急阪神東宝グループ創業者)は「鉄道会社が不動産業を手がける」という発想で、沿線開発と鉄道事業を連携させるモデルを生み出しました。常識にとらわれない着想は、今や日本の鉄道ビジネスの礎です。

また、小倉昌男氏(ヤマト運輸元社長)は、宅急便を日本全国に普及させるため「個人宅配」の概念を導入。物流業界の既成概念を打ち破り、新市場を創出しました。

米国海兵隊に学ぶ「変化に強い組織」の条件

いかなる状況でも勝ち続ける組織は「変化への適応力」を備えています。最強と称される米国海兵隊は「指示待ち文化」を徹底排除し、現場の判断で迅速に行動できる自律型組織を構築しています。

例えば、「行動原理の徹底」により、全員が同じ価値観と判断基準を持ち、迷いなく決断・実行します。これは企業にも応用可能です。「何をすべきか」を明確に定めた行動ルールやドクトリンを策定することで、現場が自発的に動ける強い組織が生まれます。

また、海兵隊は流動性を保つため、役職に関係なく柔軟に指揮を引き継ぐ文化を持ちます。企業においても、状況に応じた権限委譲と情報共有を徹底することで、変化への即応力が高まります。

自組織と自身を変革する実行計画の策定へ

変革には「構想」だけでなく、具体的な「実行」が伴わなければなりません。

まず、自部署の現状を振り返り、課題を明確化します。そして、経営者マインドや構想力を活かし、「何を変えるべきか」「どのように実行するか」を具体化します。例えば、「変革のために組織文化を見直す」「行動指針を改定する」「迅速な意思決定のためのルールを設ける」など、実践的な取り組みを計画します。

上級管理職研修~10の成功事例から学ぶ構想力と変革力

さまざまなビジネス環境の変化を乗り越え、企業が存続するためには、新たな事業戦略や革新的な取り組みが必要です。

本研修では、まず、変革者としてビジネス環境の変化を乗り越えるための「経営者マインド」を理解します。次に、小林一三氏、小倉昌男氏、江副浩正氏の成功事例から、変革に必要な「構想力」を学びます。また、最強の軍隊といわれる米国海兵隊や、優れたリーダーの金言など7つの事例から、「変化に強い組織」の特徴を学びます。

章ごとに、得た学びや気づきを整理し、自組織への落とし込みを考えます。研修の最後には、自部署と自身の課題をふまえて、変革のために必要な取り組みや実行計画を具体化します。

よくあるお悩み・ニーズ

  • 経営環境の変化に対応するための方針や具体的な取り組み方法がわからない
  • 業績向上と社会課題解決を両立できるような構想の立て方を知りたい
  • 事業変革や組織変革に必要な考え方やスキル、事例を知りたい

本研修の目標

  • 危機に対するリーダーシップの在り方や変革の時代に持っているべき7つの経営者マインドを理解する
  • 経営者として必要な判断軸や、変革を行うために必要となる組織デザインなどの求められる行動を理解する
  • 先人の事例を交え、大きな視点でビジネス創出する構想の立て方を習得する
  • ミッションの立て方・浸透の仕方、組織カルチャーのつくり方などの組織デザインや変化に対応できる人材育成について理解する
  • 研修の最後に自社・自部署の組織変革や自己変革の計画を具体化する

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セットでおすすめの研修・サービス

上級管理職研修~経営代行者としての責務を果たす

SNSの影響によって巨大企業の業績が急落したり、グローバルスタンダードを順守しないと仕事ができなくなったりなど、経営環境がかつてないほどに激変しています。もはや、前例を踏襲していくだけでは企業、組織を守り、大きく成長させることは困難です。そんな現代の部長が持つべきマネジメント能力を向上させる研修です。

>公開講座の詳細はこちら

業績向上のための組織づくり研修~OODAループで目的を達成する編

本研修では、環境変化のスピードが激しさを増しているビジネスの世界において、確実に業績を上げる組織をつくるための新しい考え方、「OODA(ウーダ)ループ」を学びます。OODAループをふまえ、刻々と変わる状況に臨機応変に対応ための組織のあり方、リーダーの振る舞い、事例を用いた講義とワークを通じて考え、現場における実践的な活用に繋げます。

>公開講座の詳細はこちら

トップマネジメント研修~変革推進のための思考力編(1日間)

経営サイクルの基本と、経営執行するうえで求められる「危機対応力」「変革力」「決断力」を学ぶ研修です。指揮官としてどのように振る舞い決断を下せばよいか、また経営者が関与すべき問題と対処法について理解を深めます。組織を動かすうえで重要となる思考力・発想力も鍛えられるプログラムです。

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