演劇ゲームを通じた実践的な研修でリーダーシップやチームワークを育み、自律的・主体的に成長する組織へ
ロールプレイングで鍛えるリーダーシップとチームワーク〜楽しく学ぶコミュニケーション研修のススメ

現代のビジネス環境は「VUCA(ブーカ)」と呼ばれるように、先行きが不透明で変化の激しい時代です。
そうした状況に対応するには、即興的に状況を判断し、オフィシャルな役所に依らない柔軟なリーダーシップやそれを受け入れる心理的に安全なチームワークが欠かせません。
本コラムでは、「身体を動かしながら楽しく学べる」演劇ゲーム形式の研修を通じて、実践的にコミュニケーション能力を高める方法について解説します。現場で即活かせるスキルを身につけたい方、形式的な座学に物足りなさを感じている方に向けた内容です。
演劇ゲーム研修とは
演劇ゲーム研修とは、実際の業務や職場において必要なコミュニケーションを学ぶゲーム形式の研修です。たとえば「部下との面談」「顧客対応」「チーム会議でのファシリテーション」など、日々の仕事の中で起こるシーンを想定します。
参加者は演劇のゲームを楽しむ中で、普段の自分のコミュニケーションのクセに気づいたり、他の人の対応の仕方を体感したりすることができます。頭で理解するだけでなく、身体を動かして実践することで、行動としてスキルが定着しやすくなるのが特徴です。
なぜ今、身体を使って学ぶ研修が注目されているのか
業務のデジタル化が進み、オンライン中心のコミュニケーションが増える中、相手の表情や声のトーンから気持ちを読み取る力が求められるようになっています。そのため、「リアルなやりとり」を体験できる場が、かえって貴重になってきました。
身体を動かす研修は、集中力が高まり、参加者同士の関係構築にも効果的です。また、「楽しい」「もっとやってみたい」と感じられるような体験があると、受講後のモチベーションや行動変容にもつながり、現場へのインパクトも期待できます。
リーダーシップとチームワークを伸ばすには
1. 自分のリーダーシップスタイルを知る
リーダーシップには決まった型があるわけではありません。演劇ゲームを通じて、自分の得意なスタイルや、無意識のうちにやっている行動を客観視することができます。例えば「部下の意見をつい遮ってしまう」「指示が曖昧になりがち」などの気づきが生まれ、行動を変えるきっかけになります。
2. チームでの相互理解を深める
演劇ゲームでは、参加者同士で役割を交代しながら演習を行うため、相手の立場に立って考える視点が身につきます。「この伝え方は伝わりにくい」「相手が困っているときに、どうサポートすればいいか」など、実践的な気づきが多数得られます。
コミュニケーション能力は経験で育つ
書籍や動画で学べる知識は多くありますが、コミュニケーション能力は「経験」を通じて磨かれるスキルです。職場での信頼関係構築や問題解決には、実践に近い形でのトレーニングが不可欠です。
受け身の座学では得られない「体験的な学び」を通じて、現場で使えるスキルを養いましょう。
社内のコミュニケーションを促進するインプロ・ワークショップ(半日間)
インソースグループでは、演劇ゲーム形式で身体を動かしながら学ぶ『インプロ・ワークショップ』をご提供しています。即興演劇の要素を取り入れ、楽しみながらリーダーシップ、チームワーク、心理的安全性、コミュニケーション能力を高めることが可能です。
新入社員から管理職まで、幅広い階層で導入実績があり、受講者からは「今までにない学び方」「楽しくてあっという間だった」とご好評をいただいています。ご興味がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。貴社のニーズに合わせたプログラムをご提案いたします。
よくあるお悩み・ニーズ
- コミュニケーションやチームワークを活性化させたい
- 組織やチームの雰囲気やあり方について考えを深めて変えていきたい
- 社員個人の活力を高めたい
本研修の目標
- 自身の日常のコミュニケーションを俯瞰的に捉える
- 身体を使った非言語のコミュニケーションに慣れる
- チームメンバー同士の仲が深まっている状態を目指す
セットでおすすめの研修・サービス
中堅社員向けリーダーシップ研修~高い視座をもって、組織を動かす編(1日間)
演劇ゲームによって実践的なコミュニケーション・スキルを学ぶことに加えて、さらにチームを引っ張っていくことが期待される階層に向けてリーダーシップの研修をおすすめします。
演劇ゲームで培った主体性を組織の中で成果につなげて実践していくためにチームや組織を俯瞰し、自身の役割を自覚することができる研修です。
チームのビジョン探究研修~レゴ®ブロックを活用してチームの未来を考える(1日間)
チームメンバーが立場に関わらず仕事にコミットしあうためには会社のビジョンの理解と共感が不可欠です。たとえ自分の役割の範疇外だとしても事業がもたらす社会的な価値を考え、必要な行動選択をすることでチームの仕事はより高いパフォーマンスを発揮します。
会社のビジョンをもとに、自身の所属するチームの業務、日常の自身の業務の意味と価値を互いに探りながら相互理解と目標に向かった互いのコミットメントを促進させることのできる研修です。



