行政向け主任・主事職員研修
研修の特徴・目的
多くの職務を迅速かつ確実に遂行することが求められる
主任・主事は組織の中でも多くの職務を迅速かつ確実に遂行することが期待される存在です。
住民の窓口応対や上司の補佐・後輩指導など、年次や職種によって組織から求められる役割は様々ですが、特に大切なのは、職場や組織の問題・課題を自分事として捉える当事者意識をもって主体的に周囲に働きかけることです。その過程の中で、次期に組織を牽引するリーダーになるために、徐々にリーダーシップを発揮していくことも同様に重要です。
行政向け主任・主事職員研修のポイント
主体的に周囲に関わる「当事者意識」の醸成
組織からすれば、主任・主事には任せられた自身の職務を遂行することを前提とし、今後は自分だけではなく、身近な職場から住民全体のことまで、徐々に視野を広げていくことが求められます。そのためには、「何を目的とし、どのような仮説をもって判断していくのか」といった主体性発揮のベースとなる考え方を学び、「周囲を見渡して自分はどのような行動をとった方が良いのか」といった当事者意識を醸成させることが重要です。同時に未来のリーダーとして、人を束ねるために必要なスキルを身につける必要があります。
TPOに応じた「コミュニケーションスキル」
コミュニケーションと一口で言っても、話す相手やシチュエーションが異なれば、必要な知識・スキルも変わります。「窓口対応におけるコミュニケーション」「上司・先輩への報連相のしかた」説明会やプレゼンテーション時、あるいは後輩指導時のコミュニケーションなど、その時々にふさわしい手法をしっかりと認識し、適したスキルを磨き続けなければなりません。
新しいことに挑戦するための「論理的思考力」
主任・主事には、自身の職務を全うするだけではなく、新しい取り組みをすることが求められます。そこで重要なのが論理的思考力です。例えば、職場の問題解決をする際には、現状分析のために情報の整理をすることから始まり、問題発見・原因追及を通じて解決策を考える必要があるのです。加えて解決策をまとめた企画書作成時にも、相手に分かりやすく伝えるのための論理展開が重要視されます。
「今」を捉えたインソースの研修
インソースでは、時代の変化に寄り添い新たなニーズに応えるため、毎月新作研修を開発しております。外部環境の変化に対応すべく今必要なスキル、最近耳にする新しい分野など多数ご用意しておりますので、その中で本テーマにおける新作研修をご紹介します。
行政向け新任主任研修~リーダーの自覚と責任
研修開発者の思い・こだわり
新しい立場になるときは、仕事への姿勢や意識を変えることができる非常によいタイミングです。昇任のタイミングでマインドセットをはかりたいとの要望が増えていることから、本研修は役割認識のパートに重きをおいた内容で開発しました。現在の行政における課題への理解とともに、新任としての自身の役割を認識し、今後の業務につなげていきます。
行政向け主任・主事職員研修 受講者の声/研修の感想
- 上司がよく口にする言葉を意識してきき、判断軸を理解することでホウ・レン・ソウの仕方を改善します。また、提言をする際は、自分なりの解決策を考えたうえで伝えるようにしようと思いました。(2024年7月/その他市区町村など)
- 自分が先輩として働く立場になってきていることを実感しました。後輩とのコミュニケーションをしっかりととり、相談しやすい存在になれるよう励みます。(2024年7月/その他市区町村など)
- 残業について考えさせられる有意義な時間でした。特にこなす仕事について、合間に準備をするのでなくまとまった時間をとって対応することを実践します。(2024年5月/その他市区町村など)
- 自分の時間管理を見直し効率的に仕事を進められるようにしたいです。特に前日に翌日のスケジュールを組むこと、想定外を考慮してスケジュールを立てることは、さっそく取り入れます。(2023年6月/その他市区町村など)
- 実際に言葉に出して部下とのコミュニケーションを増やしていきます。部下への育成に段階があることなど、基本知識を得られたので、ほめること・注意することをトレーニングしていきます。(2020年8月/その他市区町村など)
官公庁・自治体向け研修・サービスの評価
-
- 年間総受講者数
- 259,966名
- 内容をよく理解・理解
- 94.1%
- 講師がとても良い・良い
- 92.1%
※2023年10月~2024年9月
行政向け主任・主事職員研修 おすすめプラン
コア・ソリューションプラン
-
予想外の異動も前向きにとらえ、力強く歩み出すプラン
仕方がないと頭では分かっていても、これまで取り組んできたことを手放すのは簡単ではない。意欲高く新環境でスタートを切るためのマインドセットと、上席者のフォロー
-
1~3年目のあるべき姿を明確にし、継続して育てるプラン
新入社員が入社してから3年間、半年ごとに研修を実施する。行動計画を定期的に上司と振り返る継続した教育で、4年目に自律自走できる人材になることを目指す
-
一般行政職に必要な能力開発・階層別スキル教育プラン
職員の管理力(リーダーシップ)・政策形成力・業務遂行力・コミュニケーション力を、職位に応じて強化するプラン
-
新人・若手から段階的にリーダーシップを育むプラン
-
1年間で職員の役割に応じたスキルを向上させる研修プラン
-
熱意・フィードバック・表現力UPによる指導力強化プラン
行政向け主任・主事職員研修 研修プログラム
旬のプログラム
基本プログラム
階層やニーズ別のプログラム
行政向け主任・主事職員研修 ワークショップ
行政向け主任・主事職員研修 動画教材・eラーニング
行政向け主任・主事職員研修 おすすめサービス
行政向け主任・主事職員研修 Leaf(リーフ)シリーズ~HRテック
行政向け主任・主事職員研修 読み物・コラム
-
若手社員がぶつかりやすい「4つの壁」~1年間の成長ストーリー
若手社員がぶつかる「4つの壁」を、1年間のストーリー形式でお伝えします。新人のころとは違う悩みに、上司・先輩が具体的にどんな言葉をかけたら克服につながるかを「先輩の言葉」としてご紹介いたします。実際に指導する際の声かけやアドバイスの参考にしていただければ幸いです。
-
若手社員研修を語る
インソースの「若手社員研修~経験学習サイクルを回し、自己成長を加速させる」の開発者が、開発の背景や研修のポイントを語ります。若手の成長を加速させるためには、「経験から学び成長するためのフレームワーク」の習得が効果的です。本研修では、経験を振り返り、知見を広げたうえで次の挑戦に活かす、という一連のサイクルを学びます。
-
リーダーの資質・条件って?~社会人15年目のつぶやき
入社から5年、主任になったけど、その責務を果たせるか自信がない。チームメンバーが自分の指示をきいてくれない―こういった悩みを抱える若手リーダーは多いものです。しかし「そもそも自分はリーダーの資質がない」などと諦めるのは早計です。リーダーの視点を得ることは、多くのビジネスパーソンにとって自己成長に不可欠な要素となるためです。
-
ケースで学ぶアサーティブコミュニケーション
-
【コミュニケーション能力向上】ちょっとした会話のコツ
研修のプロがお答え行政向け主任・主事職員研修 全力Q&A
お客さまから「官公庁・自治体向け 若手職員研修」に多く寄せられるご質問を抜粋して掲載しております。
質問をクリックすることで、回答が表示されます。
インソースの若手向け研修のポイントは何ですか?
若手向けに研修をしたいと思っていますが、どのようなことが課題で、何から実施すればよいか検討がつきません。一般的に若手層に求められるスキルなどを見ることはできますか?
若手向け研修と一言でいっても、仕事の進め方や意欲向上など、同じテーマでたくさんの種類があるようですが、どのように選んだらよいですか?
自組織の現状にマッチするよう、カリキュラム内容は変更可能ですか?
民間企業と官公庁自治体向けで、内容は大きく異なりますか?
お問合せ・ご質問
よくいただくご質問~特徴や内容など講師派遣型研修について詳しくご説明
部署の業務を力強く推し進める。チームのエンジンとして、新人の育成者としての姿勢とは