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【人格の陶冶】ディスカッション(討議)で深める「謙虚・勤勉・感謝」の意義

ビジネスマインド・意欲向上

【人格の陶冶】ディスカッション(討議)で深める「謙虚・勤勉・感謝」の意義

仕事に対する姿勢として求められる「謙虚」「勤勉」「感謝」の本質的な意味をグループ討議を通して考える

No. 2000307 9905055

対象者

  • 中堅層
  • リーダー層
  • 管理職層
  • 部長・経営層

・成果を強く求められる中で葛藤を抱える中堅層
・部下や関係先に指示命令を下す立場にある管理職層
・組織文化の醸成に大きな影響力を持つ経営幹部層

よくあるお悩み・ニーズ

  • 「謙虚であることは美徳である」という考え方に疑問を感じることがある
  • コスパ、タイパが重視される時代に「勤勉」を求めるのは時代錯誤に思える
  • 「不満」よりも「感謝」ばかり口にしていると現状に甘んじてしまいそう

研修内容・特徴outline・feature

ビジネス界の先人たちの語録を紐解くと、必ずと言っていいほど「謙虚」「勤勉」「感謝」の重要性について触れられています。しかし、なぜこの3つがそれほどまでに重要なのでしょうか。昨今の「効率よく結果を得ること」をよしとする風潮の中で、ややもすると「時代遅れの考え方」と捉えられがちなこの3つの言葉について、ディベートスタイルによるワークを通じて、あらためて深く理解していただくことを本プログラムのねらいとしています。

到達目標goal

  • ①「謙虚」「勤勉」「感謝」の本質的な意味を知る
  • ②捉え方によってそれらがマイナスとなる可能性があることに気付く
  • ③長期的視点と継続的成長の重要性についてあらためて理解する

研修プログラムprogram

研修プログラム例
内容
手法
  • 1.なぜ多くの先人たちはこの3つを大事にするのか
    【ワーク】日頃の仕事の中で「謙虚」、「勤勉」、「感謝」の大切さについて意識する場面を話し合う
    (1)先人たちが語る「謙虚」「勤勉」「感謝」
    (2)「今の時代には流行らない」と言われる理由
講義
ワーク
  • 2.「謙虚さ」は競争に不利に働くか
    【ディベート】テーマ: 営業職にとって「謙虚さ」は必要なコンピテンシーか
    <SIDE1>他社との競争においても、また社内のライバルとの競争においても、営業職が成果を上げる上で「謙虚さ」は不利に働くため、マイナスのコンピテンシーである
    <SIDE2>顧客に合ったものを提供するためにも、またニーズを踏まえて製品やサービスを改良するためにも、「謙虚さ」は営業職にとって重要なコンピテンシーである
    (1)対人シーンで「謙虚さ」が不利に働く時とは
    (2)「謙虚さ」と「自信」を両立させるために
    ①「謙虚」と「慢心」の違いとは ②「謙虚」と「卑屈」の違いとは ③理想的なのは「謙虚」プラス「自信」
    (3)「謙虚さ」が支える成長の持続
    (4)問題解決にも欠かせない「謙虚さ」
講義
ワーク
  • 3.「勤勉さ」が生産性を下げていないか
    【ディベート】テーマ: 働き方改革後の職場で「勤勉さ」は美徳であり続けるか
    <SIDE1>「勤勉さ」とは「要領の悪さ」と表裏の関係にあり、労働時間管理が厳しくなった今、「勤勉さ」を手放しで美化するのはそろそろ終わりすべきである
    <SIDE2>「勤勉さ」は、スキルアップや業務プロセスの改善には欠かせないものであり、時間をおいて業務の生産性向上に寄与するものである。ゆえに奨励すべきである
    (1)まず、「エセ勤勉」を排除すべし
    (2)「勤勉」はなぜ尊いのか
    (3)「勤勉」であることが困難である理由
    ①「勤勉」とは成功するまで諦めないこと ②「勤勉」とは生産と投資を同時進行させること
    (4)効率主義がはらむ縮小均衡の危うさ
    ①短期的成果が重視される時代 ②「Z世代」に見られるタイパ主義 ③「非効率」の排除が縮小均衡を招く
    (5)「勤勉」が「思考停止」に堕ちる時
講義
ワーク
  • 4.「感謝」は現状に満足することにならないか
    【ディベート】テーマ: 部下の成長にとって「感謝」を伝えることはプラスかマイナスか
    <SIDE1>部下に伝えるべきは「感謝」ではなく「評価」であり、不用意に「感謝」を伝えてしまうと、自分を甘やかすことにつながり、成長を阻害しかねない
    <SIDE2>「感謝」を伝えることは、相手を承認することであり、それがモチベーションとなる。「感謝」が現状に対する満足につながって、成長を鈍化させることはない
    (1)「感謝」とモチベーションとの関係
    ①「感謝」→「自信」→「前向き」→「成果」の好循環
    ②実は「感謝する側」にもモチベート効果がある!?
    ③「感謝」の対義語である「当たり前」と「不満」
    (2)「感謝」と成長の関係
    ①マクレガーのX理論とY理論 ②「感謝」の本質は足るを知ること ③今に「感謝」し、未来の「成長」を期する
    (3)「感謝」がもたらす様々な効用
講義
ワーク
  • 5.まとめ~「働くこと」自体を喜びとするために
ワーク

企画者コメントcomment

「結果を出したものがエライ」「コスパのいい仕事をする」というように、昨今は「謙虚」や「勤勉」といったものとは真逆の考え方が幅を利かせているように思います。かつては美徳とされてきたこうした考え方は、やや時代遅れとなった印象が無きにしも非ずですが、そこには普遍的な価値があるはずで、どうすればその正しい意義を捉え直すことができるだろうかと考えて企画したのが本プログラムです。ディベート形式でのワークスタイルを取ることで、敢えて対立した立場から議論を重ね、その本質に迫ることを狙っています。

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