部下モチベーション向上研修~行動経済学を具体的シーンの中で活用する

ビジネスマインド・意欲向上

部下モチベーション向上研修~行動経済学を具体的シーンの中で活用する

行動経済学のイロハを学び、その活用を通じて部下や職場のメンバーのモチベーションアップにつなげる

No. 2600400 9902017

対象者

  • リーダー層
  • 管理職層
  • 部下を持つ人、チームリーダーの立場にある人

よくあるお悩み・ニーズ

  • 思うように部下や後輩を動かすことができない
  • チームメンバーのモチベーションアップのコツを知りたい
  • 最近よく目にする「行動経済学」について知りたい

※部下との接し方のコツや基本を学びたい方は「部下モチベーション向上研修」。ある程度、部下指導の経験がある方には、本研修や「アドラー心理学を活用し、部下を勇気づける」編もおすすめです。

研修内容・特徴outline・feature

リーダーにとって、部下やメンバーのモチベーションをマネジメントすることは重要なテーマのひとつです。しかし、いくら権限と正論をもって動かそうとしても、思うようにいかないのが人の心でもあります。この研修では、行動経済学の理論を一つひとつ紹介しながら、合理性だけではない、感情を持った人の特性を踏まえた、実践的なマネジメントの方法をシーン別にお伝えします。

到達目標goal

  • ①知識として行動経済学の代表的な理論を学ぶことができる
  • ②行動経済学の理論が具体的にどのようなシーンで活用できるかが分かる
  • ③自身の職場のモチベーションに関する課題に対し、具体策を持ち帰ることができる

研修プログラムprogram

  内容 手法
  • 1.モチベーションが上がるとき、下がるとき
    【ワーク】これまでを振り返って、モチベーションが上がった時と下がった時の具体的な状況と理由を書き出す
ワーク
  • 2.人は感情で動くもの~「経済人」とは
    【ワーク】いくつかのシーンにおいて、実際にあなたならどのような判断や行動をするか考える
    (1)様々な理論に登場する"経済人"
    (2)モチベーションも合理性だけでは扱えない
    (3)人の非合理的な側面に着目した「行動経済学」
講義
ワーク
  • 3.職場の課題①~イマドキ世代に主体性を持たせたい
    (1)現状維持バイアス
    【ワーク】自分が業務上で思い当たる、変化よりも現状維持を望むシーンをグループ内で共有する
    (2)決定回避の法則
    (3)社会的選好
    【ワーク】イマドキ世代に意欲的に組織の中で活躍してもらうためのアプローチ方法を、紹介した行動経済学理論をヒントにして考える
講義
ワーク
  • 4.職場の課題②~パート従業員の仕事の生産性を上げたい
    (1)承認欲求の報酬代替効果
    【ワーク】部下のモチベーションアップは、ちょっとした評価や承認行為によっても実現した実体験を共有する
    (2)フォールコンセンサス
    (3)上昇選好
    【ワーク】パートタイマーの方たちに、これまでの仕事よりもさらに高いレベルの仕事にチャレンジしてもらうためのアプローチ方法を、紹介した行動経済学理論をヒントにして考える
講義
ワーク
  • 5.職場の課題③~もっと高い目標にチャレンジさせたい
    (1)アンカリング効果(参照点バイアス)
    【ワーク】職場の中で、なんとなく「アンカリング効果」が働いていると思われる、不文律のようなものの事例を挙げる
    (2)現在志向バイアス(時間選好)
    (3)目標勾配仮説
    【ワーク】上を目指すことに消極的な中堅層に対し、もっと高い目標をもって活躍してもらうためのアプローチ方法を、紹介した行動経済学理論をヒントにして考える
講義
ワーク
  • 6.職場の課題④~人事評価を人材育成につなげたい
    (1)返報性の原理
    (2)ピーク・エンドの法則
    (3)X理論とY理論
    【ワーク】部下をひとりイメージし、その部下がモチベートされるような評価のフィードバックの方法を、紹介した行動経済学理論をヒントにして考える
講義
ワーク
  • 7.ケーススタディ
    (1)ケース①~「面倒だけどやらなければならないこと」をやらせるには
       ■利用可能性ヒューリスティックス
       ■成果の見える化
       ■イケア効果
    (2)ケース②~残業削減に積極的に取り組ませるには
       ■双曲割引
       ■ツァイガルニク効果
       ■フレーミング効果
    (3)ケース③~「受け入れ難い方針変更」を受け入れさせるためには
       ■保有効果
       ■サンクコスト
       ■損失回避の法則(プロスペクト理論)
ワーク
  • 8.まとめ
    【ワーク】今日学んだ行動経済学の理論を活用して、自分の職場の活性化や、部下・後輩のモチベーションアップにつなげるアイデアを考える
ワーク

企画者コメントcomment

最近様々な場面で目にすることが増えてきた「行動経済学」ですが、興味はあっても、研修などの形できちんと学ぶ機会は意外と少ないのではないでしょうか。本研修は、「部下のモチベーションアップ」というテーマを表に据えつつ、行動経済学の代表的な理論をひと通り学んでいただくことをもう一つのテーマに置いて企画されました。「部下や職場のモチベーションアップに関心がある」という人も、「行動経済学に興味がある」という人も、ぜひ、ご参加ください。

スケジュール・お申込み
(オンライン/セミナールーム開催)schedule・application

オンライン開催

セミナールーム開催

注意事項

  • 同業の方のご参加はご遠慮いただいております
  • 会場やお申込み状況により、事前告知なく日程を削除させていただくことがあります
  • カリキュラムは一部変更となる可能性があります。大幅な変更の際は、申込ご担当者さまへご連絡いたします。

事前のご案内

受講できそうな日時がない… 日程を増やしてほしい… 
そんな時には「研修リクエスト」

研修リクエストサービス

「研修リクエスト」とは、お客さまのご希望の日程、内容、会場で、1名さまから インソースの公開講座を追加設定するサービスです。 サービスの詳細や、リクエスト方法はこちらをご確認ください。

※受講者数1名以上の場合から、リクエストを受け付けております

※ご連絡いただいてから研修実施まで、通常2か月程度かかります(2か月以内での急ぎの実施も、ご相談可能です)

受講者の評価evaluation

研修評価

内容:大変理解できた・理解できた

100.0%

講師:大変良かった・良かった

100.0%

※2023年10月~2024年9月

実施、実施対象
2025年3月     7名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • 承認力を意識します。部下を育成していくにあたり悩みが多くあったが、今回の研修で相談し話すことで問題の兆しが見えました。
  • 学習させていただいた視点を踏まえながら、社内の管理職層でも議論してみようと思いました。行動経済学で学んだ内容を個々のメンバーと接する時に活用します。
  • 特に若い世代との接し方について、どうしていくべきか悩んでいたので受講をしたが、若い世代だけではなく、同じ世代の部下であったり、自分の行動の仕方など大いに学ぶことができました。今後の人材育成に活かしていきます。
  • 色々な理論が勉強になったので、日常的に意識してみます。特に承認力では、存在の為に名前をつけて拶挨は簡単に出来るのでそれをしてみたいのと、行動特性はその通りなので考えて伝えたいと思いました。

実施、実施対象
2025年2月     12名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
91.7%
講師:大変良かった・良かった
91.7%
参加者の声
  • 色々な意見が出たので、出た意見をケースによっては活用していきたいと思いました。メンバーのモチベーションアップには数字、棒グラフ、成功事例を踏まえて図っていきます。
  • こちらの出方・対応で相手を変えられることがあるかもしれないと思った。今後、声かけの仕方1つで変わることを覚えておく。
  • 部下に接するうえで、色々なアプローチ方法を学ぶことが出来ました。どれも具体的な活用をイメージできたので、相手とよくコミュニケーションを取り、その人に合った育成を行い、モチベーションアップにつなげていきます。
  • スタッフ一人ひとりの行動は全て心理的なものから来ていると思います。今まては何気なく頭に入れていた考えが、実はこういう法則であるという気付きにもなりました。一人ひとりの個性に合わせたマネジメントを行い、行動経済学を利用して店舗の売上アップにもつなげていきます。
  • 部下に対する伝え方、ほめ方、担当業務の意義について、丁寧に分かりやすく伝えていきます。モチベーションを上げて、業務効率化を目指したいです。

読み物・コラムcolumn

部下モチベーション向上研修を語る

2024年4月23日更新

インソースの「部下モチベーション向上研修」の効果、特徴、演習(ロールプレイング)内容等について、研修制作者が語るページです。インソースの「部下モチベーション向上研修」は、部下が仕事のしやすい環境を作るノウハウを身につける研修です。

【研究レポート】モチベーション向上・管理のポイント~部下のやる気アップの理論

2024年7月11日更新

本ページでは、部下・後輩のモチベーションアップ方法についてお伝えします。年間4,000名以上が受講する意欲・モチベーション向上研修の実績から導き出した、ビジネスの現場で役立つ具体的な手法を解説します。フィードバック、ほめ方、各種質問話法などを掲載しています。

部下の能力を引き出す「ほめ言葉」とは? ~承認欲求を満たして「適切にほめる」ためのポイント

2023年5月25日更新

部下の承認欲求を満たし、成長や帰属意識につながる「適切なほめ方」とは何かに関する解説と、それらにまつわる弊社の研修やサービスを紹介するページです。

<研修見聞録>部下とのコミュニケーション実践研修体験談

2022年8月19日更新

頼りになる!と思われる管理職や上司の、話の聴き方、部下指導・育成の仕方を学べるロールプレイング...価値観の違いを実感し、スムーズに仕事を進めるためのコミュニケーション研修|年間18,993回の研修を実施するインソースの、受講者体験談集

タイムマネジメントの方法・原則~なぜあの人の仕事は早いのか?

2024年7月11日更新

タイムマネジメントについての解説記事です。働き方改革を契機に、単純に残業時間を減らすのではなく「時間あたりの生産性を高めよう」という意識が広まってきました。本記事では、生産性向上のためのタイムマネジメントの基本から、よくある悩みへのヒント、タスク管理ツール、組織のムダの削減方法までお伝えします。

お問合せ・ご質問

よくいただくご質問~お申込み方法や当日までの準備物など、公開講座について詳しくご説明

最新作・ニュース

新卒採用募集中
ページトップへ
本研修の評価
内容をよく理解・理解
100.0
講師がとても良い・良い
100.0

※2023年10月~2024年9月

年間実績公開講座の年間実績
受講者数※1
147,500
開催数※1
14,529
講座数※2
4,706
WEBinsource
ご利用社数※2
25,701

※1 2024年4月~2025年3月

※2 2025年3月末時点

同ジャンルの研修を探す

研修を探す
開催地で探す
階層で探す
テーマで探す
コースマップで探す
日程で探す
課題・状況で探す
講師派遣型研修

お客さまの課題に応えるオーダーメイド型研修

研修一覧
業界・業種別研修
オンライン人材育成

オンライン人材育成

企業内研修は、すべてオンラインで実施可能です

動画教育・eラーニング

動画教育・eラーニング

データやDVDの買い切り、レンタル視聴、定額制見放題など、様々なプランでご提供します

メールマガジンのご登録

コンテンツクリエイターズワークス

  • WEBinsource
  • モンシャン


直近の公開講座開催研修


当サイトでは、サイトの利便性向上のため、クッキーを利⽤しています。
サイトのクッキーの使⽤に関しては、「クッキーの管理方法について」をご覧ください。

同意します