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【人格の陶冶】ビジネスにおける「正しさ」を考えるワークショップ

ビジネスマインド・意欲向上

【人格の陶冶】ビジネスにおける「正しさ」を考えるワークショップ

ビジネスの中で直面する、社会倫理的な「正しさ」との折り合いの付け方を考える

No. 2000305 9905051

対象者

  • 若手層
  • 中堅層
  • リーダー層
  • 管理職層

・職場の中でなんとなく「もやもや」を感じている若手の方
・成果を強く求められる中で葛藤を抱える中堅層
・組織の命運を左右する意思決定の重責を担う経営幹部

よくあるお悩み・ニーズ

  • 会社から求められることと社会から期待されることにギャップを感じる
  • 成果至上主義の考え方の人に疑問を感じる
  • 昨今もてはやされるSDGsなどの考え方が今一つ肚落ちしない

研修内容・特徴outline・feature

正しい判断を下すためには、根拠とする知識や経験を備えていると同時に、適切な判断基準を持つことが大事です。ビジネスである以上、判断基準として「損得」や「リスク」といった要素が重視されることは当然ですが、その一方で、社会倫理的な「正しさ」に基づいて判断することも求められます。

こうした「正しさ」は、人によって認識の基準が異なるため、そのズレが時に大きな判断ミスを引き起こすことがあります。本プログラムは、判断における正しさについて受講者の皆さん同士で議論し、考えを深めていただくことをねらいとしています。

到達目標goal

  • ①ビジネスにおいてなぜ「正しい考え方」が求められるのかが分かる
  • ②参加者との討議を通して考え方を揃えることの難しさが実感できる
  • ③自身の日々の活動の中に、正しさという価値軸を通すことができる

研修プログラムprogram

内容
手法
  • 1.賢人たちはなぜ「正しさ」にこだわるのか
    (1)成果=能力×情熱×考え方 ~稲盛和夫氏
    (2)3つの資質......「高潔さ」「知性」「活力」 ~ウォーレン・バフェット氏
講義
  • 2.「誠実」であることは不利になる?
    【ワーク】新規取引先からお得意様よりも安い価格での納入を求められたらどう対応するか
    (1)「情報の非対称性」をどう捉えるか
    ①あらゆるビジネスが「情報の非対称性」のもとで行われている
    ②公平に適用される不利益は受け入れられる?
    ③公平性を損なってまで利益を優先することの「品のなさ」
    (2)「短期的な損得」か「長期的な信頼関係」か
    ①目先の数字を追うことにばかりに終始してしまう
    ②相手にとって不相応なものを売りつけてしまう
    ③「どうせ1回限りの付き合いだから」と割り切ってしまう
    ④誠実さは「長期的な信頼関係」に不可欠なもの
講義
ワーク
  • 3.「正直」すぎるとバカを見る?
    【ワーク】機微な情報を含んだデータ資料を本来送るべき組織とは別の企業に誤送付してしまった。どのような判断を下すか
    (1)正直者に対する風当たりが強いのが世の常
    ①なぜ「正直」になれないのか   
    ②「自分で何とかするから......」の危うさ
    ③高まり続ける「不正直によるリスク」
    (2)「正しい」判断を助ける俯瞰力
    ①「自身の不都合」か「他者の不利益」か  
    ②他者の立場に立つことができれば正直になれる
    ③自分自身を客観的に捉えるための「メタ認知能力」
講義
ワーク
  • 4.「利他」にメリットはあるのか?
    【ワーク】忙しい自分のもとに、未経験の新人が配属されてきたらどう対応するか
    (1)「利己」と「利他」のどちらが正義か
    ①人は合理的に自己利益を追求するもの   
    ②「利他」が自己利益をもたらす不思議
    ③ただ人に尽くすだけの利他は成功しない?
    (2)結果的にもたらされる「利他」のメリットとは
    ①「利他」とは長期視点に立った「利己」である
    ②「情けは人のためならず」~利他のメリットは回りまわって巡ってくる
    ③与えることは、それ自体が報酬である  
    ④「利他」によって職場のムードが良くなる
講義
ワーク
  • 5.「公平」さと合理性の折り合いをどう付ける?
    【ワーク】人気ラーメン店の店主であるあなたは、売上UPのための優先着席券を販売したらどうかと従業員から提案を受けた。どう判断するか
    (1)人はどんな時に「不公平」を感じるのか
    ①広く認知されていれば「追加料金での優先対応」も許容できる
    ②公共性の高いサービスにおいては許容されない
    ③顧客間で認知の差があると不満につながりやすい
    (2)人はどんな値上げなら「合理性」があると思うのか
    ①価格差に見合う品質差があること  ②客観的に明らかなコスト上昇要因があること
    ③繁閑の平準化を目的としたものであること  
    ④企業収益の拡大が前面に出るとそっぽを向かれる
講義
ワーク
  • 6.まとめ
ワーク

企画者コメントcomment

先行きが不透明な社会環境においては、その場の状況によって方針や対応を細やかに変えていかなければならないことも少なくありません。その判断の基準というのが組織に利益があるか・無用なリスクを負わないか、そして「社会的に正しいとされるか」なのではないでしょうか。

本プログラムは正解のないテーマを題材にし、みんなで議論する中で自分なりの答えを見出していくスタイルのワークショップです。誰もが直面する葛藤シーンをケースを通じて追体験してもらい、自分ならどう考えるかをグループメンバーで意見交換し、社会倫理と折り合いをつけながらビジネスをどう推進していくかを模索していただきます。

スケジュール・お申込み
(オンライン型/来場型開催)schedule・application

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